ロングライフ イで日系企業初の介護付き高齢者住宅

ロングライフ   イで日系企業初の介護付き高齢者住宅

ロングライフホールディングは9月25日、インドネシア西ジャワ州ブカシ県チカランで運営する高齢者向け住宅「シニアリビング・ダ・カヤンガン」の開所式を開いた。日系企業が現地で手掛ける初めての介護付き有料老人ホーム事業となる。将来的な高齢化社会に備え、日本の優れたサービスを”売り”に需要を取り込む。

現地不動産開発大手カワサン・インダストリ・ジャバベカが開発中の医療都市「メディカルシティー」内に立地し、同社子会社との合弁会社ジャバベカ・ロングライフ・シティーが運営する。ロングライフは施設の運営面で、約30年の経験に基づいた日本式の細やかなサービスを提供する。

当初はアパート1棟(40室)とヴィラ4戸をオープン。すでに6人が入居登録を済ませた。室内には日本製の介護ベッドを配置したほか、キッチン、車椅子でもそのまま入れる広々とした浴室などを完備した。スタッフは、日本・インドネシア経済連携協定(EPA)の枠組みで来日、日本で実務経験のある元看護師・介護福祉士を採用している。