JNC 中国に38億円投じ液晶事業の子会社設立
JNC(東京都千代田区)は9月26日、中国江蘇省蘇州市に液晶事業の子会社「捷恩智液晶材料(蘇州)有限公司」を設立し、中国国内にTFT液晶材料の生産拠点および技術サービスセンターを設置することになったと発表した。投資額は3500万米㌦(約38億円)。子会社は2014年12月設立予定。資本金は1700万㌦。JNC石油化学(JNCの連結子会社)が100%出資する。工事完了は15年12月の予定。
JNCは1973年から液晶材料の生産を開始し、現在液晶材料の生産拠点は国内の水俣製造所、市原製造所、戸畑工場、台湾の台南工場があり、新工場は5カ所目となる。また、技術サービス拠点は国内の市原研究所、韓国のソウルテクニカルセンターに次いで3カ所目。