比当局 ユニバーサルのカジノ開業遅延なら処分方針

比当局 ユニバーサルのカジノ開業遅延なら処分方針

フィリピン娯楽賭博公社(PAGOOR)の責任者は、ユニバーサルエンターテインメントの現地法人が20億㌦規模のカジノリゾートを予定通り2015年に開業できない場合、処罰する方針を明らかにした。ユニバーサルのフィリピン法人タイガー・リゾーツ・レジャー・アンド・エンターテインメントは9月、開業が計画より1年遅れ、2016年になるとの見通しを示していた。

PAGOORのCristino Naguiat会長は10月7日夜、予定通り開業できなかった場合、何らかの処分をするかとの質問に、「すべてのカジノ業者が当局に納付している1億ペソ(224万㌦)の保証金を失うことになる」と記者団に語った。同会長は「プロジェクトは実行計画によれば2015年3月までに完了することになっている」と指摘。PAGOORはタイガー社に対し、他の措置を講じる可能性があるとし、「弁護士がそれについて検討している」と述べた。現在のところ、タイガー関係者のコメントは得られていない。ロイター通信が報じた。