ユニバーサル・パークスが北京にテーマパーク計画
米ケーブルテレビ(CATV)大手コムキャスト傘下のユニバーサル・パークス&リゾーツは10月13日、200億元(約3500億円)をかけて、北京にテーマパークを開設する計画を発表した。アジアで一段と足場を広げる。ユニバーサルと中国国営4社の企業連合が300エーカー(約120万平方㍍)の用地を開発することについて、中国政府が承認を下したという。ユニバーサルは趣向を凝らしたホテルやショッピング施設、飲食店も併設する。取引額は明らかにしていない。具体的なアトラクションや開園日は後日発表するという。日本とシンガポールにはすでにユニバーサル・スタジオのテーマパークがあり、中国など他のアジア諸国から観光客を引き寄せている。ウォール・ストリート・ジャーナル日本版が報じた。
米国の競合他社は、すでに中国進出を決めている。ドリームワークス・アニメーションSKGは2年前、2016年に上海で「夢中心(ドリームセンター)」と銘打ったテーマパークを開業すると発表している。また、ウォルトディズニーの上海ディズニーランドは15年オープンの予定だ。