輸入規制解除のシンガポールで福島県が農産物PR
シンガポール政府が、東京電力福島第一原発事故に伴う福島県産農産物の輸入規制措置を条件付きで解除したことを受け、福島県は10月16日から18日までの3日間、現地で開催された食品見本市「Oishii JAPAN」に出展した。放射性物質の徹底による安全対策と味の良さをアピールし、農産物のさらなる輸入規制緩和につなげるのが狙い。シンガポール政府は10月1日、産地証明と放射性物質検査報告書の添付を条件に、県産の野菜や果物などの輸入を解禁した。ただ、キノコや水産物などは輸入規制が継続されている。福島民報が報じた。