大和ハウス マレーシアで合弁で戸建住宅事業

大和ハウス  マレーシアで合弁で戸建住宅事業

大和ハウスは6月11日、マレーシア最大手デベロッパーのサンウェイ社と共同でプレハブ工法による戸建住宅の開発・販売事業を開始すると発表した。両社は業務提携を結び、同事業を推進する合弁新会社「Daiwa Sunway Development Sdn Bhd(DSD社)」を設立した。
DSD社は2015年夏からマレーシア・ジョホール州南部のイスカンダル開発地区の総合都市開発(サンウェイ・イスカンダル)のプロジェクト地内の約5.3㌶(約16万坪、東京ドーム1個分)で100戸の戸建住宅の建設を開始、16年春から販売開始する。
イスカンダル開発地区は、マレーシア政府やジョホール州政府が進める都市開発事業で、サンウェイ社がこの開発プロジェクトに着手している。

アストラグループ 15年も四輪シェア50%以上目指す

アストラグループ 15年も四輪シェア50%以上目指す

アストラ・グループは2015年、四輪の市場シェア50%、二輪のシェアを69%獲得することを目指す。同グループはトヨタ、ダイハツ、いすゞ、ホンダ、プジョー、UDトラックなどと提携している。
一方、インドネシア自動車工業会は当初、15年の四輪販売目標台数を120万台としていたが、110万台に下方修正したばかりだ。また、インドネシア二輪工業会も800万台から700万台に修正している。14年の国内四輪販売台数は合計120万8000台だったが、同グループの販売台数は61万4169台だった。ビスニス・インドネシアが報じた。

川崎汽船 ベトナムでクールJなどと冷凍倉庫事業

川崎汽船  ベトナムでクールJなどと冷凍倉庫事業

川崎汽船はベトナムで、海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)、日本ロジテムと冷凍冷蔵倉庫事業の合弁会社を設立した。資本金は約18億6000万円で、クールジャパン機構が49%、日本ロジテムが26%、川崎汽船が25%を出資。
貨物のダメージ防止や省エネルギーの最新設備を採用した冷凍冷蔵倉庫を、2016年7月に稼働する。日本から輸送した食品を中心とした保管などを手掛け、ベトナムにおける日本食の普及につなげる。

三井不動産 タイで現地大手とマンション5棟建設

三井不動産 タイで現地大手とマンション5棟建設へ

三井不動産はタイ不動産大手アナンダ・デベロップメントと、タイの首都バンコクで大規模マンション5棟を建設する。合わせて計4200戸を販売し、売り上げ規模は190億バーツ(約700億円)を見込む。
アナンダが51%、三井不動産が49%を出資し合弁会社を設立。バンコクの高架鉄道チットロム、チョンノンシー、バンナーの3駅と、今後建設される地下鉄新線の2つの易の近くに大規模マンションを建設する。早ければ年内にも一部販売し、建設に着工する。

川崎重工 車生産自動化ニーズ急拡大の中国にSI拠点

川崎重工 車生産自動化ニーズ急拡大の中国にSI拠点

川崎重工業は年内にも中国で自動車工場向けのライン設計・施工事業を始める。搬送関連設備を手掛ける現地企業と合弁会社を設立。自社製ロボットをフル活用した自動化ラインを供給するため、システム構築(SI)の新会社を重慶市内に設ける。
自動化ニーズが急拡大する中国では日系ロボットメーカーによるSI拠点の新設が相次いでいる。ターゲットの中国系企業は自動化ノウハウに乏しく、現地にはSIの専門企業も少ないためラインごと提携することで、ロボットの拡販につなげるのが狙いだ。

コマツ 豪州石炭鉱山向け超大型ダンプ55台受注

コマツ 豪州石炭鉱山向け超大型ダンプ55台受注

コマツは6月10日、オーストラリアのアダニマイニング社が保有するカーマイケル石炭鉱山(オーストラリア・クィーンズランド州)向けに超大型ダンプトラック計55台を受注したと発表した。機種は960E-2および930E-4SE。2016年の後半から順次納入を開始する。

日立製作所は 東南アで漏水管理システムの販売開始

日立製作所 東南アで漏水管理システムの販売開始

日立製作所は6月10日、東南アジアをはじめとする新興国でITを活用した新型漏水管理業務システムの販売を開始すると発表した。
同システムは水道管網に取り付けた流量・圧力センサーのデータや、水道管の材質、敷設年次、老朽度などの情報、水道管網中の流量、流速、圧力を推定する水理解析技術を組み合わせることで漏水量の多い地域を推定。個々の漏水の位置・規模を推定するのではなく、小規模地区ごとに漏水の総量を推定することで漏水多発地区を特定し、漏水管理業務を効率化する。
同システムは、シンガポール公益事業庁の水道管網で実証試験済みだ。同社では当面、インドネシア、ベトナム、インドを中心に拡販を進めるとしている。

積水化成品 プラスチック インドネシア工場稼働

積水化成品 プラスチック  インドネシア工場稼働

積水化成品工業は6月9日、インドネシア・チカラン地区に発砲プラスチック成形品加工工場を稼働したと発表した。従来インドネシアには販売拠点を置き、成形加工は外注していたが、品質向上やコスト削減のため自社生産に乗り出す。2016年度に10億円の売り上げを目指す。
販売拠点として設立したインドネシア子会社「積水プラスチックス インドネシア」の工場として稼働した。敷地面積は1万2000平方㍍、年800㌧の成形能力を持つ。汎用発泡スチロールと高機能プラスチック「ピオセラン」を成形加工する。

明光ネット 台湾で個別指導塾を本格展開へ 合弁設立

明光ネット 台湾で個別指導塾を本格展開へ 合弁設立

個別指導塾の「明光義塾」を手掛ける明光ネットワークジャパンは6月8日、台湾に個別指導塾を運営する合弁会社を設立すると発表した。
現地の教材の出版企業と学習塾を運営する企業、明光ネットの3社で出資。明光ネットと合弁新会社がフランチャイズチェーン(FC)契約を結ぶ。これにより、海外での個別指導塾の展開を本格的にスタートする。2015年10月末までに基本合意を締結して合弁会社を立ち上げる。資本金は1億台湾㌦(約4億円)で、明光ネットが25%を出資する予定。