ショウワ 洗浄機の輸出拡大へ韓国に支店開設
ショウワ(兵庫県尼崎市)は洗浄機の輸出拠点として韓国に支店を開設した。海外販売を拡大するのが狙い。韓国で生産した業務用洗浄機などを中国やインドネシア、タイなどに出荷し、海外向けに開発した低価格の食器洗浄機を普及させる。食器洗浄機全体の生産台数を、5年後をめどに現状比倍増を目指す。
ショウワ 洗浄機の輸出拡大へ韓国に支店開設
ショウワ(兵庫県尼崎市)は洗浄機の輸出拠点として韓国に支店を開設した。海外販売を拡大するのが狙い。韓国で生産した業務用洗浄機などを中国やインドネシア、タイなどに出荷し、海外向けに開発した低価格の食器洗浄機を普及させる。食器洗浄機全体の生産台数を、5年後をめどに現状比倍増を目指す。
新日鉄住金 印からタイに車用鍛造クランク輸出開始
新日鉄住金はインドで製造する自動車用鍛造クランクシャフトについて、2015年度からタイに初めて輸出する。すでに日系自動車メーカーの承認を得ており、14年度の北米、インドネシアに続いて、グローバルでのクランクシャフト生産、出荷体制を整える。本年度は日米中印の4拠点で、合計1000万本の生産実績を見込んでいるが、今秋に予定している米拠点の能力増強で、生産能力は1100万本から1230万本へ12%増え、世界一の供給網を構築する。日刊産業新聞が報じた。
インドネシア二輪販売 2月確定値は18%減の56万台
インドネシアの2月の二輪車販売台数(確定値)は、前年同月比18%減の55万6091台だった。カワサキ以外の販売が低迷し、2カ月連続で前年を下回った。二輪車製造業者協会(AISI)の統計(出荷ベース、輸出除く)によると、メーカー別では首位のホンダが11%減の37万6973台。3カ月連続で30万台にとどまった。シェアは前月と同じ68%だった。4位の鈴木は61%減の1万1010台で最も落ち込みが大きかった。インドのTVSも37%減の300台と低迷。2位のヤマハも3割減少した。一方でカワサキは唯一のプラスで、39%増となり、単月の販売で初めて3位に躍り出た。NNAが報じた。
東急不 インドネシア住宅事業で20年売上高200億円
東急不動産は3月11日、マンションなど住宅事業に本格参入するインドネシアで、2020年の売上高を200億円とする経営計画を発表した。15年にはジャカルタ郊外で分譲高層住宅建設・販売を開始、増加しつつある中間・富裕層の住宅需要を開拓する。
今回発売する2つの物件では日本の人気物件と同じ「BRANZ(ブランズ)」の名称を採用する。このうちの1つは三菱商事と共同開発し、31~34階建ての8棟(約3000戸)。もう1つは単独で開発し2棟(約380戸)の予定。これらの実績を踏まえ、17年時点で100億円の売上高を見込む。
中ジャワ州バタン石炭火力発電所 稼働2年超ずれ込む
インドネシア中ジャワ州におけるバタン石炭火力発電所建設事業は、現地反対派の抗議行動などにより土地収用が難航、当初の2016年の稼働予定が大幅に遅れている状況だ。2014年、伊藤忠商事やJパワーが出資するビマセナ・パワー・インドネシア社は、土地収用が困難とする不可抗力条項の適用を国有電力会社に通知し、インドネシア政府の支援を受けながら、計画を進めていた。エネルギー鉱物資源省ジャルマン電力総局長は「このほど土地収用が完了した。稼働は18年末か19年初となる。総工費は40兆ルピアで、完成すれば東南アジア最大規模の発電所となる」と説明している。ビスニス・インドネシアが報じた。
名古屋銀行 フィリピン進出支援強化 大手商銀と覚書
名古屋銀行は3月9日、取引先企業などの海外進出支援充実強化する一環として、フィリピンの大手商業銀行メトロポリタン銀行と業務提携の覚書を交わした。両行は経済状況や投資環境などの情報提供、現地法人の口座開設はじめ各種金融サービス、スタンドバイ・クレジットを活用した融資などのサービスを相互に実施。相手国に進出する取引先企業の海外ビジネスをサポートしていく。
SBIホールディングス フィリピン・リサール商銀と提携
SBIホールディングスは3月9日、フィリピン国内でインターネットを活用した個人向け金融商品を提供するため、同国大手のリサール商業銀行と業務提携したと発表した。オンラインで銀行や証券、保険などの金融サービスを提供するための覚書を交わした。早ければ2016年にもサービスを開始する。
日本郵船 神戸~タイ・ラムチヤバン最速の6日で結ぶ
日本郵船はこのほど、3月下旬から日本からタイ、ベトナムを結ぶコンテナ船の新サービス「Phoenix2」を開始すると発表した。新サービスは同社が運航する2700TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個)型コンテナ船3隻によるウィークリーサービスで、中でも神戸~タイ・ラムチャバン間を業界最速の6日で結ぶのが目玉。21日間で東京~横浜~清水~名古屋~神戸~タイ・ラムチャバン~ベトナム・ホーチミンを回る。
MHPS インド超臨界圧ボイラー・タービン各2基受注
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)のインド子会社、L&T-MHPSボイラー社およびL&T-MHPSタービン・ジェネレーター社は3月9日、同国のマディヤ・プラデシュ州発電会社が新設するスリィ・シンガジ発電所1、2号機向けに、出力各66万㌔㍗(KW)の超臨界圧石炭焚きボイラーおよび蒸気タービン各2基をそれぞれ受注したと発表した。運転開始は1号機が2018年4月、2号機が同8月の予定。これにより、同社のインド向け超臨界圧ボイラーおよび蒸気タービンの受注累計はともに13基となる。
西松建設 ラオスで日系初のゼネコンとなる合弁会社設立
西松建設は3月10日、タイの現地法人、泰国西松建設がラオス初の日系ゼネコンとなる合弁会社を設立すると発表した。合弁相手はラオスで日本企業向けの進出支援や工業団地開発を手掛けているサワンTVSコンサルタント。合弁新会社「ラオ西松建設」は資本金10万㌦で、出資比率は泰国西松建設が49%、サワンTVSが51%。4月中に設立する。