昭和電工がインドネシアの子会社SEIを解散
昭和電工は9月30日、インドネシアの連結子会社PT.ショウワ・エステリンド・インドネシア(SEI)を解散し、インドネシアにおける酢酸エチル生産事業(年間生産能力5万㌧)を終了することを決めたと発表した。
SEIは1997年に設立。昭和電工が独自に開発したエチレン直接付加法による初のプラントとして1999年から操業開始した。以降、東南アジアにおける酢酸エチルの需要は堅調に推移したものの、近年は原料価格の上昇や、近隣国における供給能力の増大などにより、SEIを取り巻く環境は厳しさを増していた。そこで今回、今後の事業継続は困難と判断、同社を解散することを決めた。