厚生労働省のエイズ動向委員会は3月26日、2023年にエイズウイルス(HIV)感染が判明した人は前年比37人増の669人(速報値)で、7年ぶりに増加に転じたと発表した。
検査件数は前年比3万3033件増の10万6,137件。新型コロナウイルス禍により検査控えで流行前の半分程度まで現象していたが、4年ぶりに10万件を超えた。
新規エイズ患者数は前年比39人増の291人(速報値)。HIV感染者とエイズ患者は合わせて960人。このうち男性が全体の9割を超えている。感染経路別では同性間の性的接触663人、異性間の性的接触133人などとなっている
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京都 オーバーツーリズムで市民の8割以上が「迷惑」
京都市が18歳以上の市民を対象に昨年10月末から11月末にかけて実施したアンケート調査によると、旅行者が集中することで地元住民の暮らしに影響が出る「オーバーツーリズム」により、およそ2,500件の回答者の8割以上が「迷惑」と答えたことが分かった。
観光地やその周辺などが混雑して迷惑したか尋ねたところ、「とても当てはまる」「当てはまる」「どちらかというと当てはまる」と回答した人が合わせて86%に上った。具体的には、「路線バスや地下鉄などの公共交通機関の混雑」がおよそ82%、「ごみのポイ捨てなど観光マナー違反」がおよそ69%と突出していた。
一方、「観光」が京都市の発展に重要な役割を果たしているとの答えも合わせて73%に上った。