アンソロピック「ミュトス5」など提供停止

米アンソロピックは6月12日、先端AI(人工知能)「クロード・ミュトス5」と、一般向けの「フェイブル5」の2つのAIモデルの提供を中止すると発表した。米国政府が安全保障上の理由で外国人の利用を停止するよう介入したためだ。ただ、現状、詳細な理由はわかっていない。いずれにしても、AI開発の先導企業と米政府の対立が明らかになった。

NECとアンソロピックのAI協業に三井住友FGなど

NECは6月11日、米アンソロピックとのAI(人工知能)分野の協業に三井住友フィナンシャルグループ(FG)など国内の金融大手が参画すると発表した。
両者の協業に新たに参画するのはMS&ADインシュアランスグループホールディングス、住友生命保険、大和証券グループ本社、三井住友トラストグループ、三井住友信託銀行、明治安田生命保険など。AIを活用して金融サービスの向上やセキュリティー対策の向上などに取り組む。

キオクシア時価総額44兆円 トヨタ上回り1時首位

キオクシアホールディングスの時価総額が6月12日、一時トヨタ自動車を上回り、国内の上場企業で初めてトップになった。
キオクシア株は、11日の米国市場で半導体株が買われた流れを引き継ぎ、12日の東京株式市場で前日比8%高まで上昇した。世界的なAI(人工知能)投資を背景にした業績急拡大が投資マネーを引き付けている。

ジャングリラ沖縄 体験絞り1日券の半額以下

沖縄県今帰仁(なきじん)村の大型テーマパーク「ジャングリラ沖縄」は6月10日、体験できるアトラクションを一つに限定し、価格を1日券の半額以下に抑えた「ふらっとチケット」を期間限定で販売すると発表した。短時間利用の顧客の取り込みを狙う。
7〜9月の入場を対象に同日発売した。価格は大人2,970で、1日券(6,930円)の4割強とお得感。アトラクションは人気の恐竜「ダイナソーサファリ」など5つからえらぶkもとができる。ショーやレストランは自由に回れる。
このチケットで沖縄美ら海水族館(沖縄県本部町)などの周辺施設と合わせて周遊する3〜4時間程度の滞在者らの利用を見込んでいる。

米スターバックス 日本事業の売却検討 本体不振

米国のコーヒーチェーン大手、スターバックスが日本事業の売却を検討していることが明らかになった。売却額は最大5,000億円と見込まれている。米ブルーバーグ通信が6月9日報じた。
日本進出30年。海外進出で最大の成功とされた事業の売却を検討せざるを得ないほど、スターバックス本体の経営不振が浮き彫りなっている。

エスエス製薬 ED治療市販薬 処方箋なし 国内初

エスエス製薬は6月10日、勃起不全(ED)治療薬「シアリス」を市販薬として7月に発売すると発表した。ED治療薬が処方箋なしで初めて薬局やドラッグストアで買えるようになる。
ただ、薬剤師による指導が必要な「要指導医薬品」だ。1箱4錠入りで、希望小売価格は5,808円。6月30日にイオングループのドラッグストアなどで先行販売を始め、8月31日に全国で発売する予定。

アシックス 27年1月「オニツカタイガー」分社化

アシックスは6月10日、高級ブランド「オニツカタイガー」を手掛ける事業部を、2027年1月に分社化すると発表した。スポーツ用品を幅広く扱うアシックスと、経営を切り分け意思決定のスピードを早めるとともに、オニツカタイガーの高級ブランドとしての路線を明確にし、成長加速につなげる。
新会社のOTグループを率いる庄田良二社長(アシックス副社長)は「顧客からブランドが見えやすい形にする」と語っている。

豊田通商 ラオスでトラックの組み立て新会社

豊田通商は6月9日、ラオスで需要の高いトヨタ自動車のピックアップトラックの車両組み立てを担う新会社を設立したと発表した。同新会社を拠点に、段階的に設備投資や人材育成を進め、2028年4月に生産開始する予定。
これまでは、完成車の輸入が中心だったが、取り組みを一歩遡って、今回ピックアップトラックの車両の組み立てを手掛けることになったもの。

パナソニックHD DC向け蓄電池で売上高1兆円へ

パナソニックホールディングス(HD)は6月8日、データセンター(DC)向けの蓄電システムについて、2028年度に売上高で1兆円規模を目指すと発表した。同日開催した投資家向け事業説明会で蓄電池事業を手掛ける子会社、パナソニックエナジーの只信信一社長が明らかにした。このために、生産体制や開発の強化に計3,500億円を投じる。