アンソロピック サイバー攻撃拒む新AI提供開始

米アンソロピックは6月9日、先端のAI(人工知能)「クロード・ミュトス」に悪用を防ぐ安全対策を講じた新モデル「Fable(フェイブル)」の一般提供を開始したと発表した。
サイバー攻撃などの指示を自動で拒むようにしたという。同日からアンソロピックの顧客企業が利用できるとしている。

岡山大発オンコリス 食道がんに初のウイルス治療薬

岡山大学発バイオスタートアップのオンコリスバイオファーマは6月8日、厚生労働省から食道がん向け治療薬「テロメライシン」の製造販売承認を取得したと発表した。テロメライシンは、かぜの原因となる「アデノウイルス」を使った治療薬で、ウイルスを使った世界初の食道がん治療薬となる。
富士フィルム富山化学に販売を委託する。当初は約80の医療機関で販売する。夏にも薬価が決まる見通しで、今夏中の発売を予定。

オープAIがIPO申請を発表 時期は「未定」

対話型生成AI(人工知能)「チャットGPT」を手掛けるオープンAIは6月8日、米国証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)を申請したと発表した。時価総額は1兆ドル(約160兆円)を目指すと見られる。
上場時期については「未定」としている。また、売り出す株数などの詳細も明らかにしていない。

5月国内EV販売シェア3.5%, 補助金効果で最高

自動車販売の2業界団体(日本自動車販売協会、全国軽自動車協会連合会)が6月4日発表した5月の常用電気自動車(EV)の国内販売台数(軽自動車含む)は、前年同月比2.5倍の9,632台だった。政府が4月に見直した購入補助金の効果などで販売が伸び、新車販売に占めるシェアは3.5%と過去最高となった。
新車販売に占めるEVシェアは3月に初めて3%を超え、5月はさらにシェアを伸ばした。以前は2%前後で推移していた。

日産自 英工場で中国・奇瑞の車両生産検討

日産自動車は6月3日、英国・サンダーランド工場で、中国の奇瑞汽車(チェリー)の車両を生産することで覚書を交わしたと発表した。今後、詳細協議を進め、2027年度にも生産開始する可能性があるとしている。
チェリー車の委託生産を検討するため、法的拘束力の伴わない覚書を交わした。日産が設備を保有し、作業員も雇用する方針。

ヤマダHD, エディオン 経営統合 27年10月に持株会社

家電量販最大手のヤマダホールディングス(HD)と大手のエディオンの両社は6月5日、経営統合することで基本合意したと発表した。2027年10月に持ち株会社を設立し、両社を完全子会社とする。会長にヤマダHDの山田昇会長、社長にエディオンの久保允誉会長が就任する。同日開いた両社の取締役会で決議した。

住宅リースバック解約や更新可否の告知必須に

国土交通省は、近年増加している持ち家の売却後も賃貸で住み続けられる”リースバック”契約時に、不動産業者が利用者にとって重要な情報を、故意に伝えないことを禁止する。リースバックの運用で、相場より借り主に不利だったり、中には退去を迫れれたりするといったトラブルが増えていることに対応する。
トラブルの発生を防ぐため、賃貸契約を交わす前に、解約条件や家賃、更新の可否などの告知を求めるガイドラインを夏までに策定する予定。

日本車4社の5月米国販売6%増, HV, EV好調

トヨタ自動車、ホンダ、SUBARU(スバル)、マツダの自動車4社の月次統計によると、5月の米新車販売台数は前年同月比6.1%増の48万4,517台だった。
中東情勢の緊張長期化に伴うガソリン高を背景に、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)など電動車の需要が伸び、3カ月ぶりのプラスとなった。