ソニーは6月30日、7月1日付で新たにSony Research India Private Limited(ソニー・リサーチ・インディア)を設立すると発表した。グローバルに展開する同社の研究開発拠点として、R&Dセンターインドベンガルール研究所とムンバイ研究所で構成される。
同拠点設立を通じて優秀な研究人材の獲得を目指す。また、インドにおける研究開発能力と競争力の向上を図りながら、ソニーグループの持つエンターテインメントやエレクトロニクス事業との更なる連携を探る。
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TXとファミリーマート ロボットの遠隔操作技術活用の店舗運営で協業
Telexistence(本社:東京都港区、以下、TX)とファミリーマート(本社:東京都港区)は6月30日、遠隔操作ロボット技術を核にしたコンビニエンスストアチェーンの店舗運営プラットフォームの開発に向け協業することで合意したと発表した。
両社は、TX製のロボットおよびAugmented Workforce Platform(拡張労働基盤、以下、AWP)を活用し、工数が大きい商品検品・陳列業務を遠隔操作化し自動化することで、物理的な店舗立地に制約されない自由度の高いスタッフ採用や店舗の省人化が可能な、ロボティスクを軸にした全く新しい店舗オペレーション基盤を開発する。AWPを支えるクラウドシステムには、米マイクロソフト社のAzureを採用する。
両社は協業の第一段階として今夏をめどに都内のファミリーマート店舗でロボットおよびAWPを導入する。様々な検証を行いながら、2022年までには最大20店舗への導入を目指す。
コロナ関連倒産 全国で累計300件超え 6月は103件にペース加速
東京商工リサーチのまとめによると、新型コロナウイルス関連の企業の経営破綻(負債1,000万円以上)は7月1日17時時点で、全国で累計304件(倒産229件、準備中75件)となり、300件を突破した。
新型コロナによる休業自粛などの影響による破綻は2月25日に第1号が発生。以後、4月27日に100件目、6月3日に200件目を記録。6月はこれまでを上回るペースで破綻が相次ぎ、月間103件に上った。そして7月1日には新たに10件発生した結果、累計で304件となった。
業種別では飲食業が49件で最多。次いでホテル・旅館の宿泊業が39件。アパレル関連で36件が続いている。
都道府県別では和歌山県、鳥取県、高知県の3県を除く全国44都道府県で発生。東京都が73件(倒産62件、準備中11件)と突出、以下、大阪府が27件(同20件、同7件)、北海道が20件(同19件、同1件)。静岡県15件、兵庫県14件、愛知県13件と続く。10件以上発生しているのは6都道府県に上る。
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世界最大の完全人工光型植物工場操業開始 1日最大5トンの葉物野菜
東京電力エナジーパートナー(本社:東京都中央区)、芙蓉総合リース(本社:東京都千代田区)、ファームシップ(本社:東京都中央区)の3社の合弁会社、彩菜生活合同会社(以下、彩菜生活)は6月30日、LED照明を活用した完全人工光型の植物工場を静岡県藤枝市に建設し、7月1日から操業開始すると発表した。
植物工場の運営実績を持つファームシップのノウハウを生かして、より効果的に育成する独自のLED照明を採用し、栽培スペースの最適化等を実現することで、完全人工光型の植物工場として世界最大となる1日あたり約5トン(100g/株換算で約5万株)相当の生産能力を持つ。延床面積は約9,000㎡。
同工場で生産した葉物野菜を、主に関東・中部・関西エリアで弁当や総菜を製造する食品加工工場等に出荷する。順次販路を拡大し、1年後にはフル稼働で生産できる体制を目指す。