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「さっぽろ雪まつり」来場者71万人減の202万人 新型肺炎響く

北海道の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」の実行委員会によると、今回の来場者数は2019年の273万7,000人より71万6,000人少ない202万1,000人にとどまった。新型コロナウイルスの感染拡大の最中で、中国政府が海外への団体旅行を禁止したこと、地元の小学校や幼稚園が感染を懸念し、団体での来場を取りやめたことなども響いた。

セブン銀行 フィリピンで6月からATM事業 2,726店舗に設置

セブン銀行(本社:東京都千代田区)は2月10日、フィリピン子会社Pito AxM Platform,Inc.(本社:フィリピン・マカティ市)が、フィリピン最大手のコンビニエンスストアPhilippine Seven Corporation(本社:フィリピン・マンダルヨン市)との間で、フィリピン国内のセブン‐イレブン店舗でのATM(現金自動預払機)設置・運営・保守事業等の展開を目的とした業務提携契約を締結したと発表した。2020年6月までにフィリピン国内にある2,726店舗(2019年9月末時点)のセブン‐イレブンに紙幣還流型ATMを設置する。

1億6,000万人の移動で再び感染拡大リスク高まる中国

企業活動が再開される中国で、再び新型コロナウイルスの感染拡大リスクの高まることが懸念されている。今後1週間でおよそ1億6,000万人が帰省先などから都市部に移動するとみられるからだ。春節休暇に加えて、新型コロナウイルスの拡大に伴い、中国政府は企業活動の再開時期を見合わせるよう指導してきたが、2月10日から徐々に再開させる方針。北京、上海、広東省深圳市などで一部、企業活動が再開している。
しかし、新型肺炎患者の拡大傾向は一向に収まりそうにない。こうした中で、企業活動を再開させて本当に大丈夫なのか?企業関係者だけでなく、一般市民も思いは同様だろう。厳戒態勢の解除は歓迎しつつも、ひとつ間違えば完全封鎖により、今度は都市そのものが廃墟と化す可能性さえある。中国および湖北省の保健当局によると2月11日現在、中国本土の新型ウイルス感染患者数は4万2,638人、死者1,110に上っている。

エアロセンスと住友商事 ドローン活用の次世代建設分野で提携

エアロセンス(本社:東京都文京区)と住友商事(本社:東京都千代田区)は2月10日、ドローンを活用した次世代建設分野への進出に向けて資本業務提携契約を締結したと発表した。エアロセンスは、ドローンおよびAI技術を取り入れた自動化システムの開発を手掛け、建設分野で活用が進んでいるドローン測量では自律飛行ドローンによる計測からクラウドコンピューターによるデータ解析までのワンストップサービスを提供している。また、点検、輸送、空撮分野でのソリューション開発も手掛けている。
今回の提携を通じて、エアロセンスのドローンおよびAI画像解析の技術力と、住友商事の建設市場における営業力を活用し、非GPS環境下におけるドローン技術による建設現場の作業の自動化、および屋内点検作業の自動化を図るサービスのビジネスモデル構築を共同で手掛けていく。

東京都市大 破砕型の歯を持つ海生爬虫類化石を宮城・気仙沼で発見

東京都市大学(所在地:東京都世田谷区)知識工学部自然科学科の中島保寿准教授らは2月10日、宮城県気仙沼市の中生代初期(約2億5,000万年前、三畳紀前期)の地層から発掘された化石が、まだ日本で発見されていない海生爬虫類の一種である可能性を明らかにした。これまで破砕型の歯を持った海生爬虫類の発見は、ヨーロッパや北米のみに限られていた。
今回発見された化石は頭骨の一部で顎には、2019年に流行した「タピオカ」を連想させる球状の黒い歯が並んでおり、この歯を使って貝や甲殻類などの硬い殻を割って中身を食べていたと推測されるとしている。

川崎汽船 マレーシアPETRONASグループとLNG船の長期定期傭船契約

川崎汽船(本社:東京都千代田区)は2月10日、マレーシアの国営石油ガス会社、PETRONASグループで傘下のPETRONAS LNG Ltd.社との間で、新造7万9,960㎥(メンブレン)型LNG船2隻を対象として12年+12年(延長オプション)の長期定期傭船契約を締結したと発表した。
また、同時に中国●東中華造船と当該新造船の造船契約を締結したことを明らかにした。今回の傭船契約は、PETRONASグループが新造船をベースにマレーシア国外船会社と締結する初めての長期定期用船契約となる。

フォーデイズ タイでMLM事業開始のオープニングセレモニー

核酸栄養の健康食品および化粧品を販売するフォーデイズ(本社:東京都中央区)は2月7日、タイでのMLM(マルチレベルマーケティング)の事業開始にあたり、2月6日のフォーデイズ・タイ(所在地:タイ・バンコク)の事務所で、政府関係者やビジネスパートナーを招きオープニングセレモニーを開いた。このセレモニーにはタイ事業のパートナー、BEC-Tero Entertainmentの代表取締役、Brian L.Marcarとともに、タイのSuwat Liptapanlop副首相が参加した。フォーデイズの海外展開は7カ国目。フォーデイズ・タイの資本金は1,000万タイバーツ。

グローバルモビリティS フィリピンセブ島マンダウエ市と提携

金融包摂型フィンテックサービスのグローバルモビリティサービス(本社:東京都港区、以下、GMS)は2月7日、フィリピンにおけるサービス提供拡大に向け、セブ島マンダウエ市と提携したと発表した。GMSはフィリピンでは12拠点でサービス展開しているが、セブ島では初めての提携。
マンダウエ市は人口33万人のセブ島で最も人口密度が高い都市。リゾートと空港があるラプラプ市とビジネス街があるセブ市を結ぶ交通の要衝で、セブ島の三輪タクシー(以下、トライシクル)の最も大きな市場であり、約3,000台のトライシクルが走っている。同市では1年間で300台以上の新型のトライシクル車両の代替が進み、同市のトライシクルにおけるGMSのシェアは10%を超えて拡大を続けている。

WHO 新型ウイルスを「COVID-19」と命名

WHO(世界保健機関)は2月11日、新型コロナウイルスが引き起こす病状ついて、「COVID(コヴィド)-19」と名付けたと発表した。「コロナウイルス」と「病気」の英語表記や、感染が報告された年を組み合わせた。中国などの固有名詞を加えず、配慮したとみられる。