政府は2月20日、2026年度当初予算案を国会に提出した。一般会計の歳出(支出)総額は122兆3,092億円に膨らみ、2年連続で過去最大となる。止まらない物価高、金利上昇、社会保障費の増加を反映した。主な予算案は社会保障関係費39兆559億円、防衛費は過去最大の9兆353億円などとなっている。
歳入(収入)は税収が83兆7,350億円を見込む。7年連続で過去最高となるが、歳出全体は賄えず、29兆5,840億円の国債を発行する。
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iPS細胞由来2製品を早期承認 世界初の実用化
厚生労働省の専門部会は2月19日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った2つの再生医療製品について、条件や期限を設けたうえで製造販売を早期承認することを了承した。
承認されたのは①重症心不全を対象とした心筋シート「リハート」と、②パーキンソン病を対象とした「アムシェプリ」の2製品。近く厚労相が承認し、世界初のiPS細胞製品となる見込み。
リハートは大阪大発ベンチャー、クオリプス(本社:東京都)が開発した。心臓の表面にiPS細胞からつくった心筋シートを貼り付け、移植する。アムシェプリは住友ファーマ(本社:大阪市)が申請したパーキンソン病患者の脳に、iPS細胞からつくった神経のもとになる細胞を移植する。
iPS細胞を開発した山中伸弥氏は、「社会実装へ向け、大きな第一歩を踏み出したことをたいへん嬉しく思います」とコメントしている。