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東京都”カスハラ”防止へ全国初の条例案を9月都議会に提出

東京都は、客からの迷惑行為などのカスタマーハラスメント、いわゆる”カスハラ”を防ぐ、全国初の条例を2025年4月から施行する方針を固め、9月開会する都議会に提出する。
素案では、カスハラについて「客から就業者に対し、業務に関して行われる著しい迷惑行為であって、就業環境を害するもの」と定義。そのうえで「何人もあらゆる場においてカスハラを行ってはならない」としている。

吉野家HD シンガポール店をリニューアルオープン

吉野家ホールディングス(本社:東京都中央区)は9月3日、グループ会社のYoshinoya(S)Pte.Ltd.(所在地:シンガポール)がシンガポール中心部のショッピングモール内で運営する吉野家ブギスジャンクション店をコンセプトストアとしてリニューアルオープンしたと発表した。
カラフルな色彩、躍動感あふれるタッチで描かれるジミー大西氏のシンガポールを題材にした作品を店舗デザインに取り入れている。、また、期間限定でパッケージデザインにも使用し、ブランドイメージの一新を図る。
今回のリニューアルオープンは、同社のシンガポール進出から27年が経過する吉野家ブランドの、同国におけるリブランディングの一環。同店の営業時間は10時〜22時。吉野家HDは現在、シンガポール国内に10店舗を展開している。

大阪市 人工呼吸器の停電対策で自動車メーカーと協定

大阪市は9月4日、南海トラフ巨大地震などの大規模災害時に、在宅の難病患者などが人工呼吸器を使えなくなる事態を防ぐため、三菱自動車など自動車メーカーと非常用電源確保に関する協定を結んだ。
協定は、災害時に市内で停電が発生した場合、電気を供給できる「プラグインハイブリッド車」を要請に応じて貸し出すというもの。プラグインハイブリッド車は、ガソリンが満タンだと4人家族の12日分の電気を賄えるという。大阪市は今秋以降、区役所と連携し、利用者の登録を進めていく。
大阪市によると、国指定の難病などで在宅で人工呼吸器を使用している人は、市内に少なくとも198人いる。

東京タワー来場者 開業66年で累計1億9,000万人に到達

東京タワー(所在地:東京都港区)の来場者が9月4日午前、累計1億9,000万人に達し、記念式典が行われた。節目の来場者となったのは米国・シアトルから日本を訪れたトビー・トングさん(34)とラウレル・トングさん(33)の夫婦で、記念品や花束を受け取った。
東京タワーは1958年、高さ333mの電波塔として開業、今年で66年を迎え、国内外から多くの観光客が訪れている。

関西空港 開港30年 職員ら感謝 国際線の受け入れ能力拡大へ

関西の空の玄関口、関西国際空港(所在地:大阪府泉佐野市)が9月4日、開港から30年を迎えた。この日、航空会社の職員らが駐機場で感謝の気持ちを伝える「Thanks to all of you …」の横断幕を掲げ、離陸する旅客機を見送った。
2025年の大阪・関西万博の海外からの来場客はじめ拡大するインバウンド需要に対応、ターミナルビルの大規模改修が進む。そして2026年夏に国際線出発エリアの面積が6割拡大するなど、国際線の受け入れ能力を年4,000万人に高める予定。

日本 ミクロネシア連邦の港湾拡張などに60億円を無償支援

日本政府はミクロネシア連邦のポンペイ港拡張および漁業調査監視せ船供与に合わせて供与限度額59億9,700万円を無償資金協力する。内訳は首都ポンペイ港拡張計画に45億9,700万円、漁業調査監視船供与額14億円。
ミクロネシア連邦は約607の島々が東西約2,500kmにわたって広がる4つの州で構成される島しょ国。こうした地理的特性から海上物流は国民生活に不可欠なもの。そこで港湾機能の拡張整備および漁船の安全性の確保が課題となっている。

日本 ネパール若手行政官の日本留学費4.54億円を無償支援

日本政府は、ネパールの将来を担う若手行政官が日本の大学院で学位(修士・博士)取得のための留学費を4億5,400万円を供与限度額として無償資金協力する。これは令和7年度に実施される、最大22名(修士課程20名・博士課程2名)のネパール若手行政官が、同国の開発課題の解決に必要な各分野の専門知識を日本で習得する費用に充てられる。

井上尚弥 7回TKOで4団体防衛 武居由樹初防衛 ダブル世界戦

ボクシングのダブル世界戦が9月3日、東京・有明アリーナで行われ、世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者の井上尚弥が、元同級世界王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)を7回16秒TKOで下し、4団体の王座を防衛した。この結果、井上は28戦全勝(25KO)、ドヘニーは31戦26勝(20KO)5敗。
世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者の武居由樹は元フライ級世界王者の比嘉大吾に3−0の判定で勝ち、初防衛に成功した武居は10戦全勝(8KO)、比嘉は25戦21勝(19KO)3敗1分け。

東京23区 今夏の熱中症の疑いで死亡248人, 過去最多に迫る

東京都監察医務院によると、東京23区内で今年6月から8月までの3カ月間に熱中症の疑いで死亡したのは速報値で40代から90歳以上の合わせて248人に上った。これは昨年6月から9月までの4カ月間の累計192人を上回り、公表されている2006年以降で最も多かった2022年の251人にも迫っている。
年代別でみると80代が97人、70代が82人、90歳以上が32人、60代が27人だった。場所別では屋内で亡くなった人が239人と96%以上を占め、213人はエアコンを使っていなかった。このうちエアコンがあるのに使っていなかったのが155人で、エアコンがない部屋で亡くなっていたのが58人だった。