fujishima のすべての投稿

わいせつ教員 学校7割が処分歴を未確認

文部科学省の実態調査によると、教員採用の際、約7割に上る教育委員会や学校法人が児童生徒へのわいせつ行為による処分歴の有無を国のデータベース(DB)で確認していなかったことが分かった。DBの運用開始校、処分を受けた40人が教員採用に応募していたことも判明した。
DBは教員による児童生徒性暴力防止法に基づき、2023年度に運用開始。教員採用時のDB活用を教育委員会などに義務付け、怠れば法令違反になる。

塩野義 田辺ファーマからALS薬事業買収

塩野義製薬(本社;大阪市中央区)は12月22日、田辺ファーマ(本社:大阪市中央区)から筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬「ラジカット」の事業を25億ドル3,941億円で買収すると発表した。
塩野義は年間売上高1,000億円超の大型薬を取り込む。一方、投資ファンド傘下の田辺は財務基盤の強化を図る。塩野義は田辺に対し、将来の売り上げに応じたロイヤルティも支払う。

賞味期限切れ食品 徳島市が困窮者に配布

徳島市は12月22日、生活保護の受給者ら59人に、2023年5月〜2025年12月1日、賞味期限切れの備蓄食品計1,100点を配布していたと発表した。期限切れであることを事前に説明し、「体調が悪くなった場合は自己責任」との同意書に署名させていた。体調不良を訴えた人はいないという。災害用に備蓄し、期限が切れたアルファ米や缶に入ったパン、水を提供していた。最長で1年2カ月期限が切れていた。市は「食品や飲料の安全性に問題がないと認識していたが、、不適切な対応だった」ろしている。

クマ駆除数4〜10月で9,765頭で最多更新

環境省のまとめによると、全国のクマの駆除数が4〜10月末時点で9,765頭(速報値)となり、統計を取り始めた2006年度以降で最多となったことが分かった。クマの生活圏への出没数の増加に加え、死亡者を伴う人身事故が相次ぎ、9月に市町村判断で市街地での「緊急銃猟」が認められたことなどを背景に駆除数が急増した。
これまで年間を通じてクマの駆除数が最も多かったのは2023年度の9,099頭で、今年は異例づくめの生活圏への出没数を反映、半年あまりで最多を更新した。

オンラインカジノで警察官の摘発相次ぐ

オンラインカジノで警察官の摘発や処分が相次いでいる。12月22日までに兵庫県の警察官9人が違法に金を賭けていたことが分かった。いずれも巡査部長以下の若手で、賭博した事実を認めている。県警は懲戒処分する方針。
このほか、群馬県警が所轄の巡査を12月1日付で書類送検した。また北海道警も巡査部長の書類送検と処分を公表している。

カヴァレリッツォ2歳馬の頂点 朝日杯FS

競馬の2歳最強馬決定戦、第77回朝日杯フューチュリティステークス(FS、1600m芝、16頭出走、G1)は12月21日、阪神競馬場で行われた。単勝2番人気に支持されたカヴァレリッツォ(クリスチャン・デムーロ騎乗)が重賞初制覇をG1で飾るとともに、1着賞金7,000万円を獲得した。走破時計は重馬場にも関わらず、1分33秒2の好タイムだった。C.デムーロ騎手、吉岡辰弥調教師はいずれもこのレース初勝利。
カヴァレリッツォは最後の直線で力強い末脚を披露、逃げ込みを図る5番人気のダイヤモンドノットを差し切った。1番人気のアドマイヤクワッズは3着だった。

ヤクルト村上 米ホワイトソックスと合意

MLB公式サイトなどは12月21日、プロ野球のヤクルトからポスティングシステムでのMLB遺跡を目指していた村上宗隆内野手(25)がホワイトソックスと2年契約で合意したと伝えた。契約金額は、2年総額3,400万ドル(約53億円)。背番号は「5」に決まった。村上は2022年、プロ野球で日本選手のシーズン最多を更新する56本塁打を放ち、史上最年少の22歳で三冠王に輝いている。

「H3」ロケット8号機打ち上げ失敗 文科省

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月22日午前10時51分ごろ定刻通り、種子島宇宙センター(所在地:鹿児島県南種子島町)から、国の大型基幹ロケット「H3」8号機を打ち上げた。ただ、打ち上げから約30分後に「第2エンジンが早期に燃焼終了した」と発表。これを受け文部科学省は、同日設置した対策本部で搭載した準天頂衛星「みちびき」5号機を予定の軌道に投入できず、打ち上げは失敗したことを明らかにした。JAXAは詳しい状況を確認している。
H3は基幹ロケット「H2A」「H2B」の後継機としてJAXAと三菱重工業が2014年から総額2,400億円を投じ開発した。

藤波 公式戦150連勝レスリング女子57㌔級

レスリングで孤高の記録更新中の女子57キロ級の藤波朱理(日体大)が、連勝記録150の節目に到達した。
レスリング・天皇杯全日本選手権最終日の12月21日、東京・駒沢体育館で行われ、パリ五輪53キロ級金メダリストの藤波は、1−2の劣勢で第1ピリオドを終了。まさかの追いかける展開となったが、第2ピリオドで4−2と逆転、そのまま逃げ切って優勝を決めた。