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阪神 史上最速で2年ぶり7度目のリーグ優勝達成

阪神が9月7日、甲子園球場で広島を2−0の完封リレーで下し、2リーグ制後、史上最速で2年ぶり7度目のリーグ優勝を達成した。藤川球児監督(45)は球団創設90周年目のシーズンで、球団初の就任1年目でリーグ制覇を果たした。
今シーズン、セ・リーグは2位以下の5球団が勝率5割に満たない異常な不振の中で、阪神は投打のバランスが良く、とりわけ安定した投手陣に支えられ、”ぶっちぎり”の優勝だった。

小田凱人 全米オープン初優勝”生涯ゴールデンスラム”達成

テニスの四大大会、全米テニスの車いすの部、男子シングルスの決勝で、小田凱人選手がアルゼンチンのグスタボ・フェルナンデス選手と対戦。大激戦の末、セットカウント2対1(6−2、3−6、7−6)で勝ち、全米オープン初優勝した。
小田選手は昨年のパリパラリンピックで金メダルを獲得しており、この結果、四大大会すべてで優勝したため、車いすテニスでは4人目、最年少の19歳で”生涯グランドスラム”を達成した。

スリランカに円借款で整備された送電線網が完工

国際協力機構(JICA)は9月3日、スリランカ・ハバラナで、円借款で整備された送電線網の完工式を開いた。今回完成した送電線網は、スリランカ中部と西部の最大都市コロンボ近郊間の146kmを結び、送電書も整備した。総事業費は113億円。
日本政府が2024年7月に経済危機に陥ったスリランカへの円借款を再開して以降、工事が完了した円借款事業は初めて。当初は2017年に完成予定だった。
スリランカは2022年に事実上のデフォルト(債務不履行)を宣言し、日本は円借款を停止した。これにより、同国で進められていた計11件の円借款事業の工事の大半が中断していた。

米首都ワシントン 州兵派遣でトランプ政権を提訴

米首都ワシントン(コロンビア特別区)のシュワルブ司法長官は9月4日、トランプ政権による州兵の派遣は違法として連邦地裁に提訴した。ワシントンに展開している州兵の撤収と今後の派遣禁止を命じるよう求めている。シュワルブ司法長官は、声明で州兵の派遣は「大統領の権限をはるかに逸脱する軍事占領」とし、「不必要で望まれていなしだけでなく、特別区とその住民にとって危険で有害だ」と批判している。

最低賃金 全都道府県で初の時給1,000円超 国が支援

今年度の最低賃金は9月5日までに出揃い、現在よりも全国平均の時給で66円高い1,121円となり、すべての都道府県で初めて1,000円を超えた。
66円の引き上げは現在の制度となった2002年度以降で最大で、国は大幅な引き上げで、実施にあたり特に影響を受ける中小企業や小規模事業者を対象に支援を拡充することにした。
国は9月5日から、職場内で賃金が最も低い従業員について一定額以上の賃上げを行い、生産性向上につながる設備投資を行った場合に、かかった費用の一部を支援する「業務改善助成金」について、申請の対象となる中小企業などを拡大した。
このほか、新製品や新しいサービスの開発にかかる費用を支援する補助金や業務の効率化につながるITツールの導入を支援する補助金についても、対象の企業を拡大する方針。

7月の実施賃金0.5%増 7カ月ぶりプラス ボーナス増

厚生労働省が9月5日発表した7月の毎月勤労統計調査(速報値、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比で0.5%増えた。プラスは7カ月ぶり。ボーナスの増加や賃上げが加わり、物価上昇分をわずかに上回った。
名目賃金を示す1人あたりの現金給与総額は41万9,668円と4.1%増えた。ボーナスなどの「特別に支払われた給与」は12万8,618円と7.9%プラスだった。伸びは6月の4.4%を上回った。

悠仁さま 皇室で40年ぶり男性皇族「成年式」皇居・宮殿

秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さまが19歳の誕生日を迎えた9月6日、皇居・宮殿で「成年式」が古式に則り執り行われた。皇室で秋篠宮さま以来、40年ぶりとなる男性皇族の成年式で、天皇陛下から贈られた冠を身に着ける中心的な儀式「加冠の儀」に臨まれた。
天皇皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻、皇族方が見守る中天皇御一家の側近が悠仁さまに冠を被せた。このあと、宮内庁御用掛が「掛緒(かけお)」と呼ばれる和紙でできたひもをあごの下で結んで冠を固定し、余りのひもを和ばさみで切ると”パチン”という大きな音が静かな会場に響き渡った。
この後、悠仁さまは「青年皇族としての自覚を持ち、その務めを果たしてまいりたいと存じます」と決意を述べられた。

JFEエンジ ベトナム・ハノイ市に最大規模の下水処理場

JFEエンジニアリング(本社:東京都千代田区)は9月3日、月島JFEアクアソリューション(本社:東京都中央区)との共同企業体でベトナム・ハノイ市より受注した同市最大規模のエンサ下水処理場を完工したと発表した。両社は同プロジェクトの詳細設計、施工を担当。建設資金には国際協力機構(JICA)の円借款が提供され、2019年に着工し、約6年の工期を経て2025年5月に竣工した。8月21日に完工式が」盛大に執り行われた。
同プロジェクトは、窒素及びリンの高度除去機能を備え、処理能力は27万㎥/日(対象人口:約100万人規模)。2050年に下水普及率100%の目標達成に欠かせない施設。