ダイナミック・サニート シンガポールに現地法人

ダイナミック・サニート  シンガポールに現地法人

食品衛生コンサルティングはじめ衛生環境管理サービスなどを手掛けるダイナミック・サニート(本社:秋田市)はこのほど、シンガポールに100%出資子会社の現地法人Dynamic Sanito SEA Pte.Ltd.を設立した。
東南アジアでは市民の所得レベルや衛生意識も急速に上昇している。その一方、需要に対応できる技術を持った事業者はまだ少なく、また熱帯性の気候のため、ネズミ・害虫の問題に1年中さらされている。同社は東北と東京における事業展開で培ったノウハウを活かし、現地の様々な需要に応える。

MHPS インドネシアPLN向けにGTCC発電設備を受注

MHPS インドネシアPLN向けにGTCC発電設備を受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、三菱商事およびインドネシアの大手土建会社PT.Wijaya Karya(Persero)Tbk(以下WIKA)とともに、インドネシアの国営電力会社PT.PLN(Persero)(以下PLN)が新設するムアラカラン火力発電所向けに、出力50万KWの天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備をフルターンキー契約で受注し、併せて、長期メンテナンス契約(LTSA)も締結した。運転開始は2019年の予定。
GTCC発電設備の主要機器となるM701F形ガスタービン1基、蒸気タービン1基および付帯設備一式を供給する。発電機は三菱電機製を採用する。土建工事および据付工事はWIKAが担当する。
ムアラカラン発電所は首都ジャカルタの北東約10㌔㍍に位置する。

スーパーホテル ミャンマー・ヤンゴンで11/26開業

スーパーホテル ミャンマー・ヤンゴンで11/26開業

ホテルチェーンを展開するスーパーホテル(大阪市西区)は11月26日、ミャンマー最大都市ヤンゴンの「スーパーホテル・ヤンゴン・カバエロード」を開業する。ヤンゴン国際空港と市中心部の中間(それぞれ車で約20分)のインヤ湖の東側、カバエパゴダ通り沿いに位置する。
客室はシングル、ツイン、スーパー、スペースの4タイプで計88室。すでにホームページで予約受付を開始している。日本語対応スタッフや、和朝食、屋上の露天風呂付き大浴場が特徴。テレビは日本語民放放送に対応。
スーパーホテルは2013年7月、タイ・バンコクに海外初進出、14年にはベトナムの首都ハノイにも進出している。

天津爆発 死者114人に 周辺住民は「人災」と批判

天津爆発 死者114人に  周辺住民は「人災」と批判

中国・天津市で発生した巨大爆発の死者は8月17日、114人に達した。現場には毒性の強いシアン化合物数百㌧が残留し、危険化学物質を保管した企業のずさんな実態が次々と浮上。人命より「利益」を優先した企業の経営と、それを許した政府の甘い管理姿勢に対し、「人災」との批判が強まっている。
「危険物質の倉庫がこんな近くにあるなんて全く知らなかった。政府は無責任だ」。17日、内外の記者が集まり天津市副市長の会見が開かれたホテル前。爆発地点から約600㍍のマンションなどに住む300人以上が集まって政府への抗議活動を展開し、「これは人災だ」の声が挙がっていた。

トヨタ 中国・天津市の新工場は18年半ば生産開始

トヨタ 中国・天津市の新工場は18年半ば生産開始

トヨタ自動車は8月4日、中国・天津市の合弁会社「天津一汽トヨタ自動車」で新工場を建設し、2018年半ばから生産を始めると発表した。生産能力は年10万台で、投資額は約590億円。
一方、現在同市内にある3工場のうち、老朽化した工場1カ所(年間生産能力約12万台)の生産は17年末で打ち切る。残る2工場の近くに新工場を建設、車種の変更などに柔軟に対応できる効率的な生産体制を構築したい考えだ。

住商 ハノイに工業団地 中小企業向け賃貸工場

住商 ハノイに工業団地 中小企業向け賃貸工場

住友商事は、ベトナムのハノイ近郊に大規模工業団地を新設する。総事業費は約150億円。2018年の開業を目指し、最大で80社が入居できるようにする。ベトナム政府は、外資を誘致して世界の輸出拠点とすることを目指しており、空港や港などのインフラ整備が進んでいる。
日系企業では中小企業の進出意欲が高いため、住商は小型の賃貸工場を充実させることで需要を取り込む。
工業団地は、ハノイ北部で空港や港湾に近いビンフック省に建設する。17年に200㌶の敷地の開発をはじめ、将来は260㌶まで拡大する。日本経済新聞が報じた。

GSユアサ インドネシアで鉛蓄電池の生産拡大

GSユアサ インドネシアで鉛蓄電池の生産拡大

GSユアサ(京都市南区)は5月14日、インドネシアで自動車、オートバイ用鉛蓄電池の生産能力を拡大すると発表した。同社はインドネシアにPTGS(本社ジャカルタ)、TBP社(同)、YBID社(本社タンゲラン)の3社を保有するが、2015年末までにそれぞれ1500億ルピア(約14億円)、350億ルピア(約3億円)、150億ルピア(約1.4億円)、合わせて2000億ルピア(約18億4000万円)を投じ、新工場の建設と既存工場における生産能力を増強する。
これにより、自動車用鉛蓄電池の生産能力は、現在の890万個から960万個に、オートバイ用鉛蓄電池の生産能力は、現在の2770万個から3000万個に拡大。今後の需要増加に対応する供給体制の増強と、コスト競争力の強化を目指す。

博報堂が上海に子会社設立 中国事業拡大へ

博報堂が上海に子会社設立 中国事業拡大へ

大手広告代理店の博報堂は5月14日、中国・上海市長寧区に全額出資による「博報堂(上海)管理諮詢」を設立したと発表した。資本金は5000万円。クリエーティブ、マーケティング、プロモーションなどの分野で人材を配置、中国各拠点の広告業務をサポートし、中国事業を拡大する。

ヤマハ 中国で電子楽器増産 複合工場化推進

ヤマハ 中国で電子楽器増産 複合工場化推進

ヤマハは2016年をめどに、音楽機器を製造する中国子会社ヤマハ・エレクトロニクス(蘇州市)を増強し、電子機器の生産を始める。同工場敷地内に新工場を建設し、世界的に販売好調なキーボードなどを増産する、投資額は約15億円。ヤマハは海外拠点で複数の製品を生産して効率化する複合工場化を進めており、今回もこの一環。ヤマハ・エレクトロニクスの新工場は3階建て、延べ床面積は3万9000平方㍍。生産規模は今後詰める。日刊工業新聞が報じた。

アイプレス ミャンマー電子書籍ストアにPフォーム

アイプレス ミャンマー電子書籍ストアにPフォーム

アイプレスジャパン(千葉県流山市)は5月12日、ミャンマーの電子書籍ストア「XAN BOOK STORE(ザン・ブックストア)」に、自社製の電子書籍販売プラットフォームの提供を開始した。アイプレスジャパンは2012年に電子書籍販売サイト「ConTenDo(コンテン堂)」をオープン。今回提供されるのは、その自社サイトのノウハウを蓄積したEPUB・PDFビューワ/DRM/管理システム群など。