住商 ハノイに工業団地 中小企業向け賃貸工場

住商 ハノイに工業団地 中小企業向け賃貸工場

住友商事は、ベトナムのハノイ近郊に大規模工業団地を新設する。総事業費は約150億円。2018年の開業を目指し、最大で80社が入居できるようにする。ベトナム政府は、外資を誘致して世界の輸出拠点とすることを目指しており、空港や港などのインフラ整備が進んでいる。
日系企業では中小企業の進出意欲が高いため、住商は小型の賃貸工場を充実させることで需要を取り込む。
工業団地は、ハノイ北部で空港や港湾に近いビンフック省に建設する。17年に200㌶の敷地の開発をはじめ、将来は260㌶まで拡大する。日本経済新聞が報じた。

GSユアサ インドネシアで鉛蓄電池の生産拡大

GSユアサ インドネシアで鉛蓄電池の生産拡大

GSユアサ(京都市南区)は5月14日、インドネシアで自動車、オートバイ用鉛蓄電池の生産能力を拡大すると発表した。同社はインドネシアにPTGS(本社ジャカルタ)、TBP社(同)、YBID社(本社タンゲラン)の3社を保有するが、2015年末までにそれぞれ1500億ルピア(約14億円)、350億ルピア(約3億円)、150億ルピア(約1.4億円)、合わせて2000億ルピア(約18億4000万円)を投じ、新工場の建設と既存工場における生産能力を増強する。
これにより、自動車用鉛蓄電池の生産能力は、現在の890万個から960万個に、オートバイ用鉛蓄電池の生産能力は、現在の2770万個から3000万個に拡大。今後の需要増加に対応する供給体制の増強と、コスト競争力の強化を目指す。

博報堂が上海に子会社設立 中国事業拡大へ

博報堂が上海に子会社設立 中国事業拡大へ

大手広告代理店の博報堂は5月14日、中国・上海市長寧区に全額出資による「博報堂(上海)管理諮詢」を設立したと発表した。資本金は5000万円。クリエーティブ、マーケティング、プロモーションなどの分野で人材を配置、中国各拠点の広告業務をサポートし、中国事業を拡大する。

ヤマハ 中国で電子楽器増産 複合工場化推進

ヤマハ 中国で電子楽器増産 複合工場化推進

ヤマハは2016年をめどに、音楽機器を製造する中国子会社ヤマハ・エレクトロニクス(蘇州市)を増強し、電子機器の生産を始める。同工場敷地内に新工場を建設し、世界的に販売好調なキーボードなどを増産する、投資額は約15億円。ヤマハは海外拠点で複数の製品を生産して効率化する複合工場化を進めており、今回もこの一環。ヤマハ・エレクトロニクスの新工場は3階建て、延べ床面積は3万9000平方㍍。生産規模は今後詰める。日刊工業新聞が報じた。

アイプレス ミャンマー電子書籍ストアにPフォーム

アイプレス ミャンマー電子書籍ストアにPフォーム

アイプレスジャパン(千葉県流山市)は5月12日、ミャンマーの電子書籍ストア「XAN BOOK STORE(ザン・ブックストア)」に、自社製の電子書籍販売プラットフォームの提供を開始した。アイプレスジャパンは2012年に電子書籍販売サイト「ConTenDo(コンテン堂)」をオープン。今回提供されるのは、その自社サイトのノウハウを蓄積したEPUB・PDFビューワ/DRM/管理システム群など。

インドネシア4カ月連続貿易黒字 3月は黒字額拡大

インドネシア4カ月連続貿易黒字 3月は黒字額拡大

インドネシア中央統計局がまとめた3月の貿易統計によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は11億3000万㌦の黒字だった。黒字額は2月の7億3830万ドルから拡大した。貿易黒字は4カ月連続。3月の輸出額は前月比で12.63%増の137億1000万㌦、前年同月比では9.75%減だった。また、輸入額は前月比で9.29%増の125億8000万㌦、前年同月比では13.39%減。

オリンパスがJICAと共同 タイで腹腔鏡手術研修

オリンパスがJICAと共同 タイで腹腔鏡手術研修

オリンパスは国際協力機構(JICA)と共同で、タイの医師向けに腹腔鏡(ふくくうきょう)手術の研修を始める。指導役として日本人医師を派遣し、2年間で計100人の医師に大腸がんを切除する技術などを教える。官民が連携し、日本の医療技術や機器の東南アジアへの普及を目指す。日本経済新聞が報じた。

参天製薬 シンガポール・SERIと眼科薬を共同開発

参天製薬 シンガポール・SERIと眼科薬を共同開発

参天製薬(大阪市北区)とシンガポール アイリサーチ インスティチュート(SERI)は11月12日、とりわけアジアで頻発する眼科疾患に対する新たな治療薬の開発を目的とし、共同研究を開始したと発表した。眼科領域の研究・開発における両社の強みを活かした複数の研究を推進する。期間は3年を予定。参天製薬は2013年12月、東南アジア諸国連合(ASEAN)で初の現地法人をシンガポールに設立している。

ジョコ大統領就任で為替・株式相場が上昇

ジョコ大統領就任で為替・株式相場が上昇

インドネシアの10月20日の為替・株式相場は上向いた。同日、ジョコ・ウィドド新大統領の就任式が無事に開催されたことが好感された。ルピアの対ドル為替相場の参照レート「ジャカルタ・インターバンク・スポットダラーレーツ(JISDOR)」は、前日から1.48%高の1米㌦=1万2041ルピアとなり、16営業日ぶりの高値となった。上値は1万2101ルピア、下値は1万1981ルピアだった。

インドネシア証券取引所(IDX)の総合株価指数(THAG)は続伸し、前日から11.59ポイント(0.23%)高の5040.53で取引を終えた。株式市場の売買高54億2709万株、売買代金は7兆5842億ルピア(約675億円)。全10業種のうち6業種が値を上げた。地元メディアが報じた。