経営者協会会長が3月に50万人の解雇を予測
インドネシア経営者協会(アピンド)のソフヤン・ワナンディ会長は2月20日、最低賃金の大幅上昇に伴い、製造業の生産コストが前年比4~9%高となる見通しを示すとともに、これにより賃金支払いが滞る企業が約1500社に上り、3月に50万人が解雇されるとの大胆な予測を明らかにした。
同会長は、政府は2年連続で赤字とならない限り、賃上げを凍結することはできないと定めた労働移住相令2003年第231号の改正に消極的になっていると強調し、政府に企業の経営収支の改善につながる対応を求めた。