”東北絆まつり” 盛岡で開幕, 6県の夏祭り集結

東日本大震災からの復興を願い青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島の東北6県を代表する夏祭りが一堂に会する「東北絆まつり」が5月23日、盛岡市で開幕した。
市中心部で行われたパレードでは、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、青森ねぶた祭りなどが集い、約2kmを練り歩いた。盛岡市は23、24日の2日間で計約30万人の来場者を見込んでいた。
東北絆まつりは、2016年まで開かれら「東北六魂祭」の後継行事として2017年に始まり、会場を6県持ち回りで行われている。昨年は特別に大阪・関西万博会場で開催された。

恐竜絶滅起こした小惑星衝突の痕跡 北海道で発見

東北大学、東京大学、福井県立大学などの研究チームは、約6,600万年前の白亜紀末にメキシコでユカタン半島付近で起きた小惑星衝突の衝突時に似た痕跡を示す地層を北海道東部の浦幌町をを流れる川流布(かわるっぷ)川の支流上流で発見したと発表した。地層が含む金属成分や微生物の化石などを詳しく分析し、白亜紀末を示すK/Pg境界層の一部であることを突き止めた。
小惑星衝突の痕跡が、科学的な証拠を伴って日本国内で見つかるのは初めて。これらの共同研究の成果は、科学誌「コミュニケーションズ・アース・アンド・エンバイロメント」に掲載された。
白亜紀末、小惑星の衝突により恐竜などの生物が大量に絶滅したとされている。小惑星に多く含まれたイリジウムやオスミウムなどの金属元素が地球全体に広く降り積もった。

旧人 石器使い虫歯治療していた 5万9,000年前

ロシアなどの研究チームが5月13日、米科学誌プロスワンに、旧人ネアンデルタール人が小型の石器を使って虫歯を治療していたとみられる化石を見つけたと発表した。歯は約5万9,000年前のもので、同チームは本格的な虫歯治療を施した最古の事例だとしている。
歯は下顎の奥歯で、ロシア・南シベリアのアルタイ山脈にある洞窟で発見。性別は不明の成人のもの。歯髄に届くほどの深い穴が開いていた。偶然できた損傷ではなく、治療によって意図的に施されたものだとチームは分析した。そして、治療後もこの人物は長期間生存したとみられるという。
チームは、虫歯治療にあたって「痛みの原因を診断し、適切な石器を選ぶ必要があった」と指摘。ネアンデルタール人が「洗練された認知能力を持っていたことを示している」としている。

奈良監獄ミュージアム4/27開業 星野リゾート

星野リゾートは4月20日、国の重要文化財「旧奈良監獄」(所在地:奈良市)を活用した「奈良監獄ミュージアムby星野リゾート」を報道陣に公開した。4月27日に開業し、初年度は30万人の来館を見込む。入館料は奈良県内在住の大人が税込み2,000円、県外在住の大人が2,500円などとなっている。併設する高級ホテル「星のや奈良監獄」は6月25日にオープンする。
旧奈良監獄は明治政府が整備した五大監獄の一つで、1908年に完成した。唯一、全棟が現存しており、2017年まで少年刑務所として使われていた。

春の訪れ告げる絢爛「高山祭り」開幕

岐阜県飛騨地方に春の訪れを告げる風物詩「春の高山祭」が4月14日、高山市で開幕した。旧城下町の町並みが残る市中心部に豪華絢爛な装飾が施された屋台12台が並び、間近で見ることができる。祭りは15日まで。高山市は2日間で合わせて18万人の人出を見込んでいる。
高山祭は、国の重要無形民俗文化財で、2016年に国連教育科学文化期間(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」の一つ。

米有人月探査打ち上げ成功 約半世紀ぶり

米国航空宇宙局(NASA)は4月1日午後6時35分(日本時間2日午前7時35分)、フロリダ州のケネディ宇宙センターから、月周回に向かう米国とカナダの飛行士4人が搭乗した宇宙船「オリオン」を打ち上げ、予定していた軌道への投入に成功した。人類初の月面着陸を果たした「アポロ計画」以来、約半世紀ぶりに人類が月を目指す。
米国主導で日本も参加する有人月探査「アルテミス計画」の第2弾にあたる今回の「アルテミス2」では、約10日間飛行し、月の裏側を回って地球に帰還する。
オリオンは2022年の「アルテミス1」で無人飛行に成功。今回は、月周辺の厳しい環境で、人を乗せた宇宙船や生命維持装置が設計通り作動するか検証する。2028年を目標とする有人月面着陸につなげる。その後、日本人飛行士が月に降り立つ予定も組まれている。

イラン 世界遺産など文化財56カ所に被害

イラン政府は3月14日、米国とイスラエル両国の攻撃により、国内にある国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産など少なくとも56カ所の文化財に被害が出ていることを明らかにした。地元メディアが報じた。
首都があるテヘラン州の被害が最も大きく、テヘラン市中心部にある世界遺産「ゴレスタン宮殿」や著名なモスクなど19カ所が損壊した。

奈良市の聖武天皇陵, 多聞城跡を初調査

日本考古学協会などの研究者団体は2月27日、宮内庁が管理する聖武天皇・皇后陵(所在地:奈良市)を初めて調査した。
宮内庁が管理する約3万㎡に及ぶ同エリア一帯は、戦国武将、松永久秀が築いた多聞城跡と重なっており、研究者らは土塁の可能性がある地形の起伏や、城跡の規模なども確認していた。普段は立入禁止の2つの陵墓の外周などを午後1時頃から約1時間20分かけて調査した。

「さっぽろ雪まつり」閉幕 253万人来場

北海道の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」が2月11日閉幕した。実行員会によると、8品間の会期中に昨年より21万2,000人多い253万9,000人が訪れた。
76回目の今年は、札幌市中央区の大通公園など市内3カ所に、圧巻の巨大雪像や氷像計200基余りが展示され、その展示像の精巧な作り込みに会場を訪れた多くの人らは驚き、魅入っていた。