「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、大阪市此花区の人工島「夢洲(ゆめしま)」で開催された大阪・関西万博」は10月13日、184日間の会期を終え、閉幕した。
運営する日本国際博覧会協会(万博協会)によると、12日時点の一般入場者数は速報値で約2,529万人。2005年の愛知万博(愛・地球博)の2,205万人は上回ったが、万博協会が当初、想定していた2,820万人には届かなかった。
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万博来場の外国人客 東アジアから49% 政策投資銀調べ
日本政策投資銀行関西支店は10月6日、9月1〜12日の10日間にわたり実施した大阪・関西万博を目的に来日した外国人の実態調査の結果を」公表した。地域別では、東アジアからが全体の49.0%を占めた。とくに中国、台湾がそれぞれ全体の20%強だった。このほか、欧州(20.0%)、北米・オーストラリア(14.5%)。東南・南アジア(11.8%)と近隣地域以外からも多く来場したことが分かった。
6月の1回目の調査時と比べ、東アジアからが36.4%→49.0%へ高まった。とくに中国、台湾、香港から訪れた人の比率が高まった。欧州からの比率も6月の16.7%→20.0%へ上がっている。
調査は、JR桜島駅を利用した外国人255人を対象にタブレットを用いてアンケートを実施した。