大阪・関西万博会場で7月26日夜、参加国数・参加者数で盆踊りのギネス世界記録に挑戦するイベントがあり、62カ国、3,946人による盆踊りがギネス世界記録に認定された。この催しは「祭り」をテーマに大阪の魅力を発信するイベント「大阪ウィーク」の一環。
ギネス世界記録に認定されるには、参加者の9割以上が決められた振り付けどおりに5分以上踊る必要があったが、民族衣装を身に着けた人たちも数多く加わった参加者は62カ国、3,946人に上り、10分間踊り切り、見事基準をクリアした。
大阪・天神祭 3,000発奉納花火に歓声 100隻の船団行き交う
吉村知事 府・市の特区民泊「新規受付いったん停止を」
大阪府 万博アンゴラ館の建設業者に初の営業停止処分
ネパール館 7/19オープン 万博開幕98日目で全84館出揃う
万博工事費未払い 下請け4事業者が国交・財務省に対応要望
大阪大学病院 3つ子などの「減胎手術」の外来診療開始
大阪大学医学部附属病院はこのほど、3つ子などを妊娠した場合、母体を守るため、人工的に胎児の数を減らす「減胎手術」の外来診療を開始したと公表した。公的な医療機関が減胎手術を念頭にした外来診療の実施を明らかにするのは初めてとみられ、同病院は妊婦が安心して手術を受けられる環境づくりにつなげたいとしている。
減胎手術は母体を守るため行われているが、国内ではルールが十分正母されておらず、一部のクリニックを除き、手術の実施を公にしていないという。同病院では3つ子以上の妊婦と、双子を妊娠し、重い合併症がある妊婦合わせて10人を対象に減胎手術の臨床研究を行ったうえで、今回外来診療を開始。これまでに2人の妊婦に対して手術を行ったという。
「ブルーインパルス」華麗に舞う 万博会場上空を展示飛行
万博 7/13で会期半分折り返し, 猛暑日続く暑さ対策が課題
158の国と地域が参加して4月13日に開幕した大阪・関西万博は、7月13日で開幕から3カ月。半年にわたる開催期間の折り返しを迎えた。
万博協会は運営費の黒字を確保できる入場者数をおよそ2,200万人と試算しているのに対し、一般入場者の7月10日までの速報値はおよそ980万人となっている。数字達成は墓妙な情勢だが、開幕序盤よりも入場者数は増え、ほぼ右肩上がり。過去の万博でも会期の終盤に向けて入場者が増えていることから、開幕前に懸念されていた赤字を心配する声は少なくなっている。
一方で大きな課題となっているのが、さらなる暑さ対策だ。近畿地方では観測史上最も早く梅雨明けし、猛暑日が続き熱中症リスクがかつてないくらい高まっているからだ。加えて万博会場は屋内施設が限られ、異常な暑さからの逃げ場所がない。入館するまで外で長時間待たなければならないパビリオンが多い。
このため、万博協会は①6月からこれまでのおよそ2倍の60カ所の無料の給水スポット設置②パラソルやスポットクーラーの設置③東ゲートで入場を待つ人たちのために、およそ3,000本の日傘を用意、貸し出ししているほか、送風機を設置するなどしているが、十分とはいえない。
大阪公立大学 9月開設の森之宮キャンパスを報道陣に公開
大阪公立大学は7月10日、今年10月に公開される森之宮キャンパスを報道陣に公開した。ここは大阪のキタ、ミナミに続く”ヒガシ”としてまちづくりが進められている大阪城東部地区。ヒガシの再開発の一環として、その拠点として注目されている。
同キャンパスはおよそ1万9,000㎡の広さを持つ。1年生全員がここで基礎教育を学ぶなど、教員と学生合わせて6,000人が通う予定で、新たなにぎわい創出の場として期待されている。13階建てに校舎には図書館、実験室、体育館などが集約される。
同大学は地域の住民や企業と連携して新たなイノベーションを生み出す試みも検討する。広場や中庭は一般の人も入ることができ、災害時の一時避難場所としての活用について、城東区と調整しているという。