大阪メトロは9月10日、2025年大阪・関西万博に無料招待する小中高生らを輸送する車両の運行案を発表した。中央線の森ノ宮、長田から、2025年1月に延伸開業する夢洲まで、開幕から夏休み前にかけて平日午前9時半から11時半の約2時間運行する。
1日あたり最大8本走らせる「専用列車」は6両編成のうち、最大4両を小中高生らに充て、残りの車両を一般客に開放する。また、1日あたり最大10本走らせる「優先列車」は混雑状況に応じて一般客も乗せる。
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25年万博会場最寄りの大阪メトロ「夢洲駅」25年1/19開業
大阪うめきた2期「グラングリーン大阪」9/6先行開業
JR大阪駅北側の再開発地区、うめきた2期「グラングリーン大阪」が9月6日午前、先行開業した。開発テーマに「みどりとイノベーションの融合拠点」を掲げ、4.5haの広大な緑地公園を中心に商業施設やホテル、オフィスやタワーマンションの整備も進み、「大阪最後の一等地」に職住一体の街づくりが進められている。今回、北街区と複合ビルと公園エリアの一部が開業した。2025年春には南街区の複合ビルも開業し、2027年に全面開業を予定、その時点で年間5,000万人の来場者が見込まれている。
グラングリーン大阪は、2013年に開業したうめきた1期地区「グランフロント大阪」に続く、旧梅田貨物駅跡地「うめきた地区」再開発プロジェクトの第二弾。このプロジェクトには三菱地所、積水ハウス、阪急電鉄、オリックス不動産など9事業者が参画している。グラングリーン大阪の総事業費は約6,000億円で、1期も合わせると1兆数千億円に上る。
関西空港 開港30年 職員ら感謝 国際線の受け入れ能力拡大へ
大阪で防災「880万人訓練」1,800超団体, 地下鉄で避難訓練
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イタリア 万博で紀元2世紀「ファルネーゼのアトラス」展示
12企業・団体の「未来の都市」パビリオンの展示内容発表
2025年大阪・関西万博で国内12の企業と団体が取り組む「未来の都市」をテーマにしたパビリオンの展示内容が発表された。このパビリオンは気候変動など地球規模の課題を解決しながら、誰もが幸せな暮らしを実現できる未来の都市がテーマ。会場でも最大規模の4,800㎡の延床面積に、実施主体の博覧会協会と12の協賛企業などがプレゼンテーション展示を行う。
日立製作所とKDDIは、持続可能な社会に向けた取り組みを行わなかった場合の2035年に生きる10歳の少年から”SOS”を受け取ったという設定の映像を上映するシアターを設ける。そこで来場者がスマートフォンなどを使って、今できる取り組みを選択していくことで、未来がより良い方向に変わることを体験してもらうコンテンツを展示するという。商船三井は船の帆で受けた風で船底のタービンを回し、そのエネルギーで水を分解して水素を生産し、運搬もする未来型の船の模型を展示する。