岸田首相は3月17日、少子化対策で育児休業の給付率の拡充や対象を、給付対象を時短勤務や非正規雇用労働者にも広げる方針を表明した。例えば、「産後の一定期間に男女で育児休業を取得した場合の給付率を手取り10割に引き上げる」などとしている。これらは共働き世帯の増加や働き方の多様化に合わせて、育児休業の給付率を拡充し、子育てを支援しようというもの。
岸田氏は「2030年代に入るまでの6〜7年が少子化傾向を反転できるかどうかのラストチャンス」と強調、企業にも職場環境の改善を求めている。
センバツ開幕 開会式で4年ぶり選手全員が入場行進
国枝慎吾さんに国民栄誉賞授与 パラスポーツで初
侍ジャパン WBC4強進出 9−3でイタリア下す
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は3月16日、東京ドームで準々決勝が行われ、3大会ぶり3度目の優勝を目指す日本がイタリアを9−3で下し、5大会連続で4強入りした。
この試合は岡本(巨人)が3ランなど5打点、吉田正尚(レッドソックス)のホームラン、村上(ヤクルト)、源田(西武)のタイムリーなどで加点。投手陣は大谷(エンゼルス)、伊藤(日本ハム)、今永(DeNA)、ダルビッシュ(パドレス)、大勢(巨人)が好リレー。大谷の気迫に満ちた投球で、立ち上がりこそ緊迫した雰囲気に包まれていたが、中盤からは危なげなくイタリアを退けた。
準決勝は米国フロリダ州マイアミで20日午後7時(日本時間21日午前8時)から、メキシコープエルトリコの勝者と対戦する。
2月貿易赤字8,976億円で最大 円安・対中輸出停滞で
2月の訪日外客147.5万人 コロナ禍前の57%まで回復
日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2月の訪日外客数は147万5,300人で、新型コロナウイルス禍前の2019年2月比で56.6%の水準まで回復した。ただ、2月は桜シーズンを控え閑散期にあたることなどから、外客総数は1月から2万2,000人減少した。
主要国・地域別にみると、韓国が56万8,600人で最多となり、2019年2月比で79.4%の水準まで回復。以下、台湾が24万8,500人で同62,2%、香港が11万9,400人で同66.6%のそれぞれ水準に回復している。このほか、ベトナムは5万5,800人で41.7%、インドネシアが2万6,800人で8.8%、それぞれ2019年2月比で増加している。一方、中国は3万6,200人で、2019年2月比で95.0%減となっている。