22年児童ポルノ摘発 10代が44.1%占める 高校生6割 

警察庁の統計(確定値)によると、2022年に全国の警察が児童ポルノ事件で摘発したのは前年比64人増の2,053人で、このうち10台代が905人と44.1%を占めることが分かった。そして905人の6割が高校生だった。10代の割合は2019年以降、4割超で推移し、2013年の22.7%と比べ約2倍に上っている。
警察庁では、スマートフォンやSNS(交流サイト)の普及の影響で、実態としては10代が児童ポルノの被害者にも容疑者にもなっていると指摘している。

政府 保育所入所の手続き支援 未就園児へ拡充

政府は4月から、未就園児がいる家庭の孤立を防ぐ対策を拡充する。主な対象となるのは、障害を持つ子どもや日本語を母語としない保護者のいる家庭。人材を派遣する地方自治体などに、1人あたり7,440円を上限に補助する。
専門知識を持つ職員や通訳を家庭に派遣して、保育所への入所や福祉施設の利用に関する手続きを手伝う。日本経済新聞が報じた。

福井・鯖街道の宿場町 熊川宿古民家に若者らが流入

江戸時代、若狭地域の海産物を京都へ運ぶ鯖(さば)街道の主要拠点の一つとして隆盛を極めた熊川宿(所在地:福井県若狭町)。今、同地の古民家に若者らが流入、「挑戦する場」として活気が戻りつつある。古民家など歴史的な街並みに魅せられた若者ら、旧来の慣習にとらわれない、県外からの流入者が少しずつ一帯の空気を変えつつある。
こうした変化を受け、町も観光収入に頼るだけでなく、「暮らし、働ける街」を目指し、踏み出しつつある。県外からの流入者たちと地元住民との両輪で、新しい視点で循環型の新たな宿場町を模索する。
JR小浜線の上中駅(所在地:若狭町)から、東へ車で10分ほど、滋賀県境に近い北川沿いの谷間に熊川宿はある。かつて京都と小浜を結ぶ若狭街道の物資流通の中継拠点として繁栄した若狭町熊川宿一帯の面積は約10.8ha。街道に沿って用水路が流れ江戸時代から明治、大正の伝統的な建物が軒を連ね、歴史的な街並み集積がみられる。
若狭町熊川宿は、2007年に国土交通省の「日本風景街道」に登録され、2012年には空き家を活かした移住推進事業が実施されている。2015年に「御食国若狭と鯖街道」が日本遺産に認定。2018年には街道シェアオフィス&スペース「菱屋」・熊川宿、若狭美術館がオープンしている。

22年4月〜23年2月飲食業倒産508件 コロナでは2割増

東京商工リサーチのまとめによると、2022年4月〜2023年2月の飲食業倒産(負債額1,000万円以上)は、前年同期比8.6%減の508件だった。ただ、新型コロナウイルス関連倒産は前年同期比21.7%増の330件に上り、飲食業倒産の64.9%(前年同期48.7%)を占めた。このほか、急成長で注目された「宅配サービス」の倒産が急増、コロナ禍が及ぼした影響の深さ、広さをみせつけた。

梅田・中央郵便局跡地に「JPタワー大阪」24年開業

JR西日本などは3月7日、大阪・梅田の大阪中央郵便局跡地に建設中の大型複合施設について、2024年7月に「JPタワー大阪」の名称で開業すると発表した。地上39階、地下3階で、施設の高さは約88m。延床面積は約22万7,000㎡。商業施設やホテル、劇場などが入る予定。地上2階とJR大阪駅を歩行者デッキでつなげることで利便性を高め、オフィス通勤者や観光客を取り込む。

広島・福山城活用の「城泊」24年春開始へ

広島県福山市は2024年春をめどに、福山城を宿泊施設として活用する「城泊」を開始する。2023年度に宿泊を受け入れる事業者の選定を進める。
福山市は築城400年を迎えた2022年に、城泊を視野に大規模な改修工事をしている。同城の宿泊体験は今後の観光客誘致の目玉になるとみられる。同市は2023年度予算案に事業化に向け関連費用900万円を盛り込んでいる。また、2022年10月に外国人のアドバイザーを招き宿泊の実証実験を行っているという。

1月の経常収支は最大の1.9兆円 円安・資源高で

財務省が3月8日発表した1月の国際収支統計(速報)によると、貿易や投資などの海外との取引状況を表す経常収支は1兆9,766億円の赤字だった。赤字は2022年10月以来、3カ月ぶり。比較可能な1985年以降では2014年1月の1兆4,561億円の赤字額を上回り過去最大。円安や資源高で輸入額が膨らんだ。その結果、貿易収支の赤字が過去最大の3兆1,818億円となり、経常収支の赤字に繋がった。

政府 感染症対策で「日本版CDC」新設を閣議決定

政府は3月7日、国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを統合し、「国立健康危機管理研究機構」を新設する新たな法案を閣議決定した。今回の新型コロナウイルスのような感染症の大流行といった有事の際に調査・分析から臨床対応までを一体で担う。米疾病対策センター(CDC)を模範とする。