国内コロナ累計死者7万人突破 1カ月で1万人増加

国内で報告された新型コロナウイルス感染症の死者が2月7日午後7時時点で、累計で7万21人となり、7万人を超えた。1月上旬に6万人を超えたばかりで、今回は1カ月間で1万人増えた。新型コロナ”第8波”の感染者数は全国で減少傾向にあるが、死者数はいぜんとして高水準にある。なお、累計感染者数は3,282万4,268人に上っている。

「餃子の街」宮崎市が2年連続日本一 年間4,053円

総務省が2月7日発表した2022年の家計調査で、宮崎市が餃子(ギョーザ)の1世帯(2人以上)当たり年間支出額が4,053円で2年連続の日本一となった。これは都道府県庁所在地と政令指定都市ランキングによるもの。2位は宇都宮市(3,763円)、3位は浜松市(3,434円)、4位は鹿児島市(2,999円)、5位は堺市(2,590円)だった。

インドネシアの22年GDP5.3%増 コロナ前に戻す

インドネシア中央統計局が2月6日発表した2022年の国内総生産(GDP)は、物価の変動を除いた実質で前年比5.3%増加した。天然資源・鉱物などの輸出の好調が続き、牽引した。5%超えのGDP成長率は2019年以来で、経済成長の軌道を新型コロナウイルス禍前に戻した。2022年の貿易黒字は544億5,560万ドル(約7兆1,700億円)と過去最高を更新した。

トルコ・シリア大地震の死者合計7,000人超に

2月6日午前10時過ぎにトルコ南東部で発生したマグニチュード(M)7.8の大地震で、トルコおよび隣国シリアの死者は合わせて7,000人を超えた。現地では懸命な救助活動が進められているが、がれきに埋もれた被災者ら行方が不明の人がまだまだいるとみられることから、犠牲者はさらに増えそうだ。
今回の地震は東アナトリア断層帯で岩盤の破壊が始まって、1分ほどかけて北東の方向に広がり、地下の岩盤が長さおよそ50km、およそ10mにわたってずれ動いたとみられるという。また、地震発生からおよそ9時間後の午後7時半ごろに起きたM7.5の地震では、最初の大地震から100kmほど北に離れた東西に走る断層帯が長さ40kmほど、およそ10mにわたりずれ動いたとみられることが分かった。

兵庫県 国の養殖技術活用 明石マダコ育て海へ放流

兵庫県は明石市の特産、マダコの不漁が続いていることから、国の養殖技術を活用して明石市の施設内で子どものマダコを育て海に放流し、地元を守り安定した漁獲量と価格の維持につなげていくことになった。
エサの種類も変えながら育て方を研究し、親ダコが生んだ卵から幼生と呼ばれる子どもの大きさになるまで育てた後、海に放流する。県は今後4年間でおよそ10万匹を育て、放流する計画。明石のマダコは足が太く、身が引き締まっているのが特徴で、全国的に広く知られている。

武豊騎手 JRA史上初 通算4,400勝に到達

日本中央競馬会(JRA)の武豊騎手が2月4日、小倉第1レースでスマートアイに騎乗して1着となり、JRA史上初の通算4,400勝に到達した。1番人気の支持に応えた。これが2万3,905回目の騎乗だった。4,400勝のうち重賞で350勝、G1で79勝を挙げている。武騎手はJRAの最多勝記録はじめ様々な記録を持っている。

加藤厚労相 22年の出生数「77万人前後」の見込み

加藤勝信厚生労働相は2月5日、2022年の出生数について、「77万人前後になるのではないか」と述べた。これは11月までの出生数が前年の同時期と比べ5%減少していることをもとに見込みを語ったもの。
2021年の年間出生数は81万人(日本人のみ)で、統計開始⑤初めて80万人を割り込むことになる。近年の少子化傾向に、新型コロナウイルス禍で結婚や妊娠を見合わせるケースが増え、出生数源に拍車をかけた。

中国 3年ぶりに海外団体旅行解禁 日本は対象外

中国は2月6日、海外への団体旅行を解禁した。新型コロナウイルス禍で2020年1月に停止して以来、約3年ぶり。ただ、日本は対象に含まれていない。対象国はタイ、インドネシア、シンガポール、ロシア、モルディブ、スイス、ニュージーランドなど20カ国。北京などの国際空港には数多くの旅行者の姿がみられた。