総務省が4月12日公表した2023年10月1日時点の人口推計によると、外国人を含む1億2,435万2,000人で前年同月比59万5,000人減少した。マイナスは13年連続。日本人は83万7,000人減の1億2,119万3,000人で、比較可能な1950年以降で過去最大の落ち込みだった。総人口のうち75歳以上は71万3,000人増の2,007万8,000人で、初めて2,000万人を超えた。
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万博開幕まで1年を前に「大屋根リング」建設現場公開
2025年4月13日に開幕する大阪・関西万博までまもなく1年となるのを前に4月8日、会場のシンボルと位置付けられている巨大な木造建築物「大屋根リング」の建設現場が、報道陣に公開された。運営主体の博覧会協会幹部は全体の8割程度が完成し、今年9月下旬にはリング型につながり、工事が順調に進んでいることを強調した。屋上では幅およそ8mの歩道が設けられ、来場者が会場全体を眺めながら散策できるようになるという。
大屋根リングは1周およそ2km、高さは最大20mで、完成すれば世界最大級の木造建築物となり、会場のコンセプトの「多様でありながら、ひとつ」を表現するシンボルとして建設されている。大屋根リングを巡っては344億円の建設費について「高すぎる」といった声があがっているほか、万博閉幕後の活用方法などの課題が出てきている。