ベルリン国際映画祭『すずめの戸締まり』ノミネート

カンヌ、ベネチアと並ぶ世界3大映画祭の一つで、今年73回目を迎えたドイツのベルリン国際映画祭が2月16日開幕した。今年は最高賞にあたる「金熊賞」を競うコンペティション部門に19の映画が出品され、日本から新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』がノミネートされた。
日本のアニメ作品が同部門にノミネートされるのは2002年に「金熊賞」を受賞した宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶり。
ベルリン国際映画祭は開催中、およそ290本の映画が上映される予定で、25日に「金熊賞」などの審査結果が発表される。

中国の春節移動16億人 事前予測より5億人下回る

中国国営中央テレビ(CCTV)の報道によると、中国の春節(旧正月)前後40日間(1月7日〜2月15日)の合計旅客数は延べ約16億人で、前年実績より50.5%増えたが、中国交通運輸省の1月6日時点の予測約21億人より5億人少なかった。
中国政府は2022年12月に「ゼロコロナ」政策を緩和したが、直後に大都市を中心に感染者が急拡大。春節時に医療資源が乏しい地方都市や農村部への移動で、感染が拡大する懸念が強まり、帰省を見合わせた人が少なくなかった可能性がある。

H3 ロケット打ち上がらず,補助ロケットに着火せず

日本の新たな主力ロケット「H3」1号機は2月17日午前10時37分ごろに鹿児島県種子島宇宙センターで打ち上げを予定していたが、打ち上げられなかった。第1段の主エンジン「LE-9」には着火したが、異常を検知し、固体補助ロケットには着火しなかったという。宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが原因を調べている。
JAXAでは「状況はよくわからないが(原因究明には)時間がかかる見込み。打ち上げてはいないので、失敗とは判断できない」としている。
H3はJAXAと三菱重工業などが2014年から開発を進めてきた。1号機は全長57m、直径5.2m。これまでの開発費は約2,060億円に上る。1号機には、災害時の被害状況把握などを行う政府の地球観測衛星「だいち3号」が搭載されていた。
H3は、現在の主力「H2A」の後継機との位置付けで、国産大型ロケットの更新は22年ぶり。

1月「後継者難」倒産36件 5カ月連続で30件超

東京商工リサーチのまとめによると、2023年1月の後継者不在による「後継者難」倒産(負債額1,000万円以上)は、前年同月比12.5%増の36件で、1月としては2年連続で前年同月を上回った。また、5カ月連続で30件を超えた。
倒産要因別にみると、代表者の「体調不良」が19件(構成比52.7%)、「死亡」が16件(同44.4%)で、この2要因で「後継者難」倒産の97.2%(前年同月84.3%)とほとんどを占めた。
産業別では最多が「サービス業ほかの12件(前年同月比140.0%増)で、1月では初めて2ケタに乗せた。このほか製造業6件(同20.0%増)、小売業4件(同33.3%増)、情報通信業2件(前年同月ゼロ)の4産業で前年同月を上回った。

首相 自己都合離職の「失業給付のあり方見直す」

岸田首相は2月15日、「新しい資本主義実現会議」で、労働移動の円滑化に向けて、自己都合で離職した場合、現行ではハローワークで求職を申し込んでから給付開始まで2〜3カ月かかる「失業給付のあり方を見直す」と表明した。自己都合離職の場合、解雇といった会社都合の場合より大幅に時間がかかる。制度の見直しで転職などを進めやすい環境を整える。

1月派遣時給2.1%高 3カ月連続で最高更新 IT系高

人材サービス大手、エン・ジャパンによると、1月の派遣時給の募集時平均時給は、三大都市圏(関東・東海・関西)で前年同月比34円(2.1%)高の1,656円だった。この結果、3カ月連続で過去最高を更新した。IT(情報技術)系人材のニーズが根強く、時給を引き上げて確保する動きが加速している。ちなみに「IT系」の時給は166円(7.1%)高の2,507円となっている。

マレーシア 22年貿易総額27.8%増 輸出入とも最多

マレーシア統計局によると、2022年の貿易総額は前年比27.8%増の2兆8,484億リンギ(約85兆4,512億円)となった。輸出額は1兆5,517億リンギ、輸入額は1兆2,966億リンギで、いずれも前年比2ケタ増となった。この結果、貿易黒字は0.6%増の2,551億リンギと、1998年以降、25年連続で黒字となった。これにより、2022年は貿易総額、輸出入額、貿易黒字いずれも過去最高を記録した。

1月の貿易赤字最大の3.4兆円 円安,対中輸出停滞響く

財務省が2月16日発表した1月の貿易統計速報によると、貿易収支は3兆4,966億円の赤字だった。輸入額は前年同月比17.8%増の10兆4,771億円、輸出は同3.5%増の6兆5,511億円だった。単月としては比較可能な1979年以降で最大の赤字となった。円安と資源高で輸入が増えたほか、中国向け輸出の停滞が主な要因。
2022年8月に2兆8,248億円の赤字を記録しているが。1月はこれを上回る赤字となった。赤字は18カ月連続。2015年2月までに32カ月続けて赤字となったとき以来の長さだ。

1月訪日外客 前年比84倍の149万人 コロナ前の55%

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、1月の訪日外客数は前年同月比約84倍の149万7,300人だった。2022年12月の約137万人を上回り、前月との比較では7カ月連続の増加となった。コロナ禍前の2019年1月実績と比べると、55.7%に相当する水準に戻した。訪日外客数は回復基調が続いているが、本格回復はまだ道半ばといえそうだ。
1月の訪日外客を国・地域別でみると、韓国が56万5,200人で最多。以下、台湾が25万9,300人、香港が15万1,900人、米国が8万8,100人で続いている。コロナ禍前に訪日外客数全体の約3割を占めた中国本土からはまだわずか3万1,200人にとどまっている。

タイ 6月から外国人客に入国料 1人最大約1,200円

タイ政府は2月14日、6月から外国人観光客から1人当たり最大300バーツ(約1,200円)の入国料を徴収すると発表した。タイが入国料を導入するのは初めて。新型コロナウイルス禍で大きく減少した税収を補うほか、傷んだ観光業の再生に生かす。入国料は空路の場合は300バーツ、陸路と海路の場合は150バーツ。