秋田・八郎湖で氷上ワカサギ釣り盛ん テント並ぶ

秋田県三種町鹿渡の八郎湖東部承水路で、氷上ワカサギ釣りを楽しむカラフルなテントが立ち並んでいる。このワカサギ釣り、凍った湖面に開けた穴に釣り糸を垂らして楽しむもの。氷上では寒さをしのぐために張られたカラフルなテント群が、この時期・季節ならではの景色となっている。土・日曜日には午前中から多くの釣り人が訪れ、釣り糸を垂らしていた。

奈良・天理市で「氷室」の3年ぶり「氷まつり」

奈良県天理市の山間部の福住地区で2月11日、復元された古代の氷の貯蔵庫「氷室」に氷を運び入れる「氷まつり」が行われた。子どもたちは用意された3トンの氷を、およそ30kgのブロックごとに棒で吊り下げて担ぎ、次々と氷室に運んでいた。
氷まつりは例年この時期に行われるが、2021、2022年は新型コロナ対策で参加者を絞って開催。今年は3年ぶりに従来の規模に戻し、地元の子どもたちらおよそ150人が参加した。この福住地区では古代の氷室の跡が多く見つかっている。

滋賀・竜王町で大型イチゴ農園オープン 家族連れ

滋賀県・竜王町で2月12日、イチゴ栽培されている11棟の農業用ハウスが連なる大型農園がオープンし、イチゴ狩りを楽しむ家族連れなどで賑わった。
この農園は竜王町の複数の農家が、県の所有地を活用して整備を進めているもので、最終的にはおよそ1万9,000㎡の広さになる計画。12日はこのうち7,100㎡余りの部分が先行してオープンした。5月ごろまでイチゴ狩りを楽しめるという。
11棟のハウスでは糖度の高い「章姫」や、程良い酸味の「紅ほっぺ」など7種類のイチゴが栽培されている。訪れた家族らはハウスの中を歩き回って、選り取り見取りのイチゴを味わっていた。

中国の1月貯蓄 過去最高 経済回復途半ばで家計慎重

中国人民銀行(中央銀行)が2月10日発表した1月の金融統計によると、1月の新規貯蓄は6兆2,000億元(約120兆円)に上った。これは確認できる2005年以降で最高水準。「ゼロコロナ」政策の撤廃で外食や旅行などが持ち直しつつあるが、家計はまだ慎重な姿勢を崩していないことの表れ。経済活動に関わる政府のデータをみても経済回復は途半ばの印象を持たざるを得ず、消費喚起策だけではこの局面は変わらないようだ。

ダルビッシュ有 パドレスと6年の長期契約

米大リーグのサンディエゴ・パドレスと2028年シーズンまで契約を延長したダルビッシュ有投手(36)が2月10日、本境地サンディエゴで記者会見し、「自分の年齢で6年契約というのは本当にないこと。光栄に思う」と球団への感謝の弁を述べるとともに、チームのメンバーと一緒に、「ワールドシリーズ制覇」を目標に掲げた。
米メディアによると、年俸総額は1億800万ドル(約142億円)で、この契約が満了するときは42歳になる。

「TGC 和歌山 2023」に8,000人 関西で初開催

国内最大級のファッションイベント、東京ガールズコレクション「TGC 和歌山 2023」が2月11日、和歌山市の多目的ホール、和歌山ビッグホエールで開かれた。「A brand-new journey〜新しい旅〜」をテーマに、人気モデルによるファッションショーとアーティストのライブなどの構成で、詰めかけた約8,000人とともに盛り上がった。
オープニングのファッションショーのトップを務めたのは大阪府出身の俳優・モデルの中条あやみさん。白の衣装に身を包み、ランウェイに登場。他のモデルらが続いた。池田美優(みちょぱ)さん、ゆうちゃみさん、同県出身のタレント、岡本玲さんらの顔もあった。
東京ガールズコレクションはこれまで地方都市では静岡、富山、広島、北九州、熊本の各市で開催されており、今回が6カ所目。関西地方では初めてだった。

全国の1年以上”通行止め”の橋265カ所 NHK調べ

NHKが行った調査によると、国が義務付けた点検で緊急の老朽化対策が必要とされた橋のうち、1年以上”通行止め”が続いている橋が全国で265カ所に上ることが分かった。
調査は2022年12月時点で、「緊急に対応が必要」と判定されたもののうち、「未対応」の全国343の橋について実施した。
通行止めの期間をみると、5年以上の橋が132カ所、10年以上が34カ所、20年以上が7カ所あった。最も長いものでは37年にも及んでいた。
通行止めとしている理由を自治体に聞くと、「橋の数が多く手が回らない」が96カ所、「対応する費用が不足している」が80カ所、「地域住民との合意形成ができていない」が42カ所となった。
関西地区(2府4県)についてみると、”通行止め”が1年以上続いている橋は21カ所だった。この内訳は奈良県が18カ所、大阪府が2カ所、和歌山県が1カ所となっている。