インドで7月1日、スプーンやフォークなどの使い捨てプラスチック製品の製造や輸入、販売、使用を禁止する規則が施行された。地元メディアによると、違反者は最大で5年間、刑務所に収容されたり、10万ルピー(約17万円)の罰金が科される可能性があるという。各州ごとの実際の運用には不透明な面もあるが、製造企業や消費者は大きな影響を受けることになりそうだ。
経済協力開発機構(OECD)によると、世界のプラスチックごみは2019年に計3億5,300万トンに上り、20年間で2倍以上に増え、生態系の破壊など地球環境への負荷が世界的な社会問題となっている。
路線価 2年ぶり上昇 20都道府県で上昇,27県で下落
大企業製造業の6月景況感 2期連続悪化 日銀短観
5月有効求人倍率5カ月連続上昇 失業率は悪化
厚生労働省が7月1日発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍と前月に比べて0.01ポイント上昇した。5カ月連続で前月を上回り、2020年4月以来およそ2年ぶりの高い水準が続いた。宿泊業・飲食サービス業や製造業で新規求人が活発だった。
一方、総務省が同日発表した5月の完全失業率は2.6%と前月比で0.1ポイント悪化した。2022年1月以来4カ月ぶりで悪化した。男女別にみると、男性は2.8%と横ばいだったのに対し、女性は2.4%と0.2ポイント上昇した。
就業者数(原数値)は6,730万人と前年同月比17万人増えた。正規の職員・従業員数が3,626万人と39万人増え、非正規は2,077万人と5万人増えた。
WHO 欧州でサル痘新規患者急増 31カ国で4,500人超
コロナ破綻再び増加傾向 小規模含め累計3,804件に
東京商工リサーチのまとめによると、新型コロナウイルス関連の企業の経営破綻(負債額1,000万円以上)は、7月1日16時時点で25件判明、全国で累計3,615件(倒産3,473件、準備中142件)となった。
2021年の年間破綻件数は1,718件に達し、2020年の843件から2倍に増加。2022年も毎月100件以上が続き、6月も212件と過去2番目に多かった。2022年6月までの累計は前年同期の3割増の1,029件(前年同期比30.7%増)となった。前年より約2カ月早く1,000件を上回り、破綻ペースが加速している。
このほか、倒産集計の対象外の負債額1,000万円未満の小規模倒産は累計189件判明。この結果、新型コロナウイルス関連の倒産は累計3,804件に達している。