国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は2月21日、ロシアが2022年2月に侵攻を開始したウクライナで、少なくとも8,006人の民間人が死亡、1万3,287人が負傷したと発表した。ただ、これらは確認できた事例のみを集計したもので、同事務所はこれらの数値は「氷山の一角」としており、実際の死傷者はさらに多いとみられる。
死傷者のうち子どもは少なくとも487人が死亡、954人が負傷している。9割が砲弾やミサイル、空爆などの爆発性兵器で犠牲になっている。
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コロナ後遺症 1年半後も4人に1人に異常残る
国立国際医療研究センターによると、新型コロナウイルス感染症の後遺症について、感染から1年半後の段階でも4人に1人が記憶障害や嗅覚の異常の症状を訴えていることが分かった。同センターは2020年2月から2021年11月までに全国各地の病院を受診した新型コロナウイルス患者を対象に、回復した20代から70代の合わせて502人から聞き取り、分析した。
その結果、何らかの症状がある人は、感染から半年後で32.3%、1年後で30.5%、1年半後で25.8%となった。このうち1年後の症状をみると、記憶障害が1.7%、集中力の低下11.4%、嗅覚の異常10.3%、頭に”もや”がかかったようで思考力が低下する「プレインフォグ」9.1%、抑うつ状態7.5%、味覚障害5.9%などがみられた。