25年大阪・関西万博 民間パビリオン出展者発表

2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は5月30日、東京都内で民間パビリオンを出展する12の企業や団体による発表会を開いた。出展企業は住友グループ、三菱グループ、パナソニックホールディングス、NTTグループ、バンダイナムコ、パソナグループ、飯田グループホールディングス、吉本興業など。

米J&J製コロナワクチン承認へ 国内5例目

米ジョンソン&ジョンソン(J&J)社の新型コロナウイルスワクチンの日本国内での製造販売が承認される見通しとなった。厚生労働省の専門部会が5月30日、厚労相による正式承認に必要となる手続きを終えた。
J&J製ワクチンは、最初に2回の接種が必要な他社のワクチンと違い、1回で済む特徴がある。承認されれば5例目となる。ただ、政府は同ワクチンを当面調達しない方針で、予防接種にも使わない見通し。

中国・上海市 6/1にロックダウン解除 2カ月ぶり

中国・上海市は5月30日、ロックダウン(都市封鎖)を6月1日に解除すると発表した。外出禁止措置を取り消し」、市民の自由な外出を認める。地下鉄やバス、タクシーなど公共交通機関の運行は全面再開する。これにより、国内外の物流にも大きな影響を与えた中国最大の経済都市の、約2カ月間にわったロックダウンはようやく終了する。

5月消費者心理2カ月連続改善 基調判断を上方修正

内閣府が5月31日発表した5月の消費動向調査によると、消費者心理を表す消費者態度指数(季節調整値)は、4月より1.1ポイント高い34.1と、2カ月続けて前月を上回った。
調査期間は5月7〜20日。内閣府は消費者心理の基調判断について「下げ止まりの動きが見られる」に上方修正した。上方修正は2021年10月以来7カ月ぶり。4月は「弱い動きがみられる」だった。

4月失業率2.5% 3カ月連続改善 コロナ前の水準に

総務省が5月31日発表した4月の完全失業率(季節調整値)は、前月から0.1ポイント下がり2.5%となった。改善は3カ月連続で、新型コロナの影響が本格的に出る前の2020年3月の水準に戻った。
一方、厚生労働省が同日公表した4月の有効求人倍率も前月から0.01ポイント上昇の1.23倍と4カ月連続で改善した。

北朝鮮のコロナ発熱患者累計355万人 死者70人

北朝鮮の朝鮮中央通信などによると、新型コロナウイルスへの感染が疑われる発熱患者数が5月29日までの1日で新たに10万人超確認された。減少傾向にあったが、再び10万人を超えた。この結果、4月末からの累計で約355万人となり、うち、約94%は回復したとしている。死者は合計70人。

競馬 日本ダービー 武豊騎乗のドウデュース優勝

競馬の第89回日本ダービー(東京優駿)(G1、2400m芝、3歳18頭出走)は5月29日、東京・府中市の東京競馬場で行われ、3番人気のドウデュース(武豊騎乗、友道康夫厩舎)が2分21秒9のレースレコードで優勝し、G1・2勝目を挙げた。
中団の後方でレースを進めたドウデュースは、早めに先頭に立った7番人気のアスクビクターモアを残り150m付近で捉えると、2番人気のイクイノックスの追い込みを危なげなく退けた。皐月賞馬で4番人気のジオグリフは7着だった。
武騎手はスペシャルウィーク、アドマイヤベガ、多ニノギムレット、ディープインパクト、キズナに次いで6度目の制覇で、自身が持つ最多勝利記録を更新。53歳でのダービー勝利は最年長。友道調教師はこのレース3勝目。

ラグビーリーグワン 埼玉が東京降し初代王者に

ラグビーの新たな日本国内最高峰リーグ、NTTリーグワンの1部プレーオフ決勝が5月29日、東京・国立競技場で行われ、埼玉(旧パナソニック)が東京SG(旧サントリー)に18ー12で競り勝ち、初代王者に輝いた。観客は今季最多の3万3,604人だった。
ラグビーリーグワンは、ラグビー人気の定着と拡大を目指し、前身のトップリーグ(TL)を刷新して、1月に開幕。TLで最多の優勝5回を誇る強豪同士の、初代王者を決めるのにふさわしい一戦だった。