総務省が5月4日、4月1日現在の15歳未満の子どもの数を公表した。推計1,465万人で、前年より25万人減少した。1982年から41年連続の減少で、記録がある1950年以降の最少を更新した。いぜんとして少子化に歯止めがかかっていないことが明らかになった。
全人口に占める子どもの割合は、前年比0.1ポイント減の11.7%と、48年連続で低下した。男女別では男子が751万人、女子が715万人で、男子が36万人多い。
都道府県別(2021年10月1日現在)の子どもの数は1999年以来、22年ぶりに全都道府県で減少した。人口に占める子どもの割合を都道府県別にみると、沖縄県が16.5%と最も高く、以下、滋賀県(13.4%)、佐賀県(13.3%)と続いている。一方、秋田県が9.5%と最も低く、青森県(10.4%)、北海道(10.5%)となっている。
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イビチャ・オシム氏死去 サッカー日本代表元監督
サッカー日本代表の元監督、イビチャ・オシムさんが亡くなった。80歳だった。かつてオシムさんが監督を務めたオーストリア1部のクラブが5月1日、公式ホームページで発表した。
ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のオシムさんは、1990年のワールドカップイタリア大会で当時のユーゴスラビア代表を率い、ベスト8に導いた。2003年に来日、J1のジェフ市原(現在のジェフ千葉)の監督を経て、2006年に日本代表の監督に就任。
「考えて走るサッカー」を掲げて代表チームの強化に努め、2007年11月に脳梗塞で倒れ監督を退いた。体調が回復してからは日本サッカー協会のアドバイザーとして強化や普及活動に尽力、代表監督としての在任期間は1年余りだったが、日本サッカー界に大きな功績を残した。
天皇賞・春 タイトルホルダー逃げ切る G1,2勝目
自己破産や返済困難が5,000人 コロナ貸付金20億円
共同通信の全国調査によると、新型コロナ禍で大幅に収入源となった世帯に、生活資金を公費から特例で貸し付けする制度を巡り、その返済が難しく、自己破産や債務整理の手続きをした利用者が全国で少なくとも約5,000人に上ることが分かった。
1人で複数回借りる人も多く、貸付件数では約1万8,000件に上る。返済困難な金額は回答が得られた分だけで約20億円となっている。
特例貸付金制度は、最大20万円の緊急小口資金と、最大60万円を3回まで貸す総合支援資金の2種類がある。返ってこない分は国庫の負担となる。都道府県の社会福祉協議会が5~6月をめどに返済の要否を知らせる予定で、連絡を機に自己破産
などが急増する恐れがある。
中国 22年「5.5%成長」を堅持 中央政治局会議で確認
中国・北京市で外食NG ユニバーサルS休園 コロナで
中国・北京市で増え続ける新型コロナウイルス対策として、飲食店の店内営業が禁止となったほか、テーマパークの「ユニバーサル・スタジオ・北京」も営業停止に追い込まれた。また、同市衛生当局は5月1日、増加する新型コロナウイルス対策として市郊外に無症状者や軽症者用の専門病院を開設したと発表した。同病院は既存の病院を改造したもので、1,200床のベッドを備えている。
同市の発表によると、市内で5月1日午後までの24時間に確認された感染者は55人(うち4人は無症状)で、4月22日以降の感染者は計350人となっている。同市は上海市のような爆発的感染の増加は免れている。だが、”ゼロコロナ”を掲げる同国の首都は、連休中も息の抜けない状況が続いている。