1~6月貿易赤字 過去最大の7.9兆円 資源高・円安響く

財務省が7月21日発表した2022年上期(1〜6月)の貿易統計速報によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は7兆9,241億円の赤字だった。赤字額は比較可能な1979年以降で上期として過去最大となった。
資源高と円安が響き、輸入が前年同期比37.9%増の53兆8,619億円となった。輸出は15.2%増の45兆9,378億円だった。

中国の「一帯一路」強制労働の温床に 米国務省

米国務省は7月19日、世界188の国と地域の人身売買に関する2022年度版の年次報告書を発表した。この中で中国の広域経済圏構想「一帯一路」に関連する世界各国の建設や採掘事業、工場の現場で強制労働が行われていると指摘。中国政府が十分な対策を取っていないと批判している。
日本に関しては、外国人の技能実習制度について、実習生を初めて犠牲者と認めたと評価。人身売買対策全般を強化したものの、「対策不十分」としている。報告書は北朝鮮、ロシア、イランなど11カ国を「人身売買支援国家」に指定している。

英国で観測史上初の40度超え記録 市民生活に影響

欧州各地で記録的な暑さが続いているが、英国で7月19日、東部のコニングスビーで40.3度、ヒースロー空港で40.2度を観測した。英国で40度超えを記録するのは観測史上初。
これに伴い火災、交通機関に影響が出ている。高温や乾燥が原因とみられる火事が発生し、住宅に被害が出ているほか、記録的な暑さで線路の補修・点検のため交通機関が乱れるなど市民生活に影響が出ている。

東京五輪「感染防ぎ大会は成功」と総括 文科白書

文部科学省は7月19日、2021年度の文部科学白書を公表した。当初予定を1年遅らせ実施された東京五輪・パラリンピックの特集を設け、危惧された新型コロナウイルスを、感染対策の徹底で大規模なクラスター(感染者集団)は発生せず、「大会は成功」と総括した。
五輪・パラリンピックでは、感染対策で無観客となった会場に児童・生徒計2万人を招いた「学校連携観戦により、競技の素晴らしさを伝えられた」とした。今後も選手との触れ合いを重視する姿勢を示し、バリアフリー化を含めた大会の成果は「レガシー(遺産)として継承していく」と宣言している。
コロナ下で大学入試を実施し、児童・生徒の学びを保障してきたとも強調している。

冬季五輪連覇の羽生結弦プロ転向発表 第一線退く

フィギュアスケート男子で冬季五輪2連覇を果たし、国民栄誉賞を受賞した羽生結弦(27)(ANA)が7月19日、第一線を退き、プロに転向することを明らかにした。
羽生は2014年ソチ大会、2018年平昌(ピョンヤン)大会と冬季五輪2連覇を果たし、2018年に個人として史上最年少の23歳で国民栄誉賞を受賞している。このほか、全日本選手権は2012〜2015年の4連覇を含めて6度制覇している。

万博会場での活用目指し「空飛ぶクルマ」実演飛行

2025年4月13日開幕予定の大阪・関西万博まで1000日前となるのに合わせて7月18日、万博会場での活用を目指している「空飛ぶクルマ」の試験機による実演飛行が、兵庫県尼崎市で行われた。全長5.8m「の機体が8本のアームの先に付いたプロペラを使って上空30mまで浮かび上がると、時速30キロほどの速さで、あらかじめ決められたコースを280m飛行した。
兵庫県は民間企業と連携して研究会を立ち上げて実用化を目指している。同日は、中国企業が開発した試験機による飛行を行った。

中国・深セン市8/1からコネクテッドカー条例施行

中国広東省深セン市で8月1日から中国初の「深セン経済特区コネクテッドカー管理条例」が施行されることになった。深セン市人民代表大会常務委員会がこのほど同条例を公布した。これにより、深セン市の経済特区内を走行するコネクテッドカーに適用される。
同条例では、コネクテッドカーを「自動運転システムにより、人の操作に代わって道路を安全に走行できる自動車」と定義。「条件付き自動運転(レベル3)」「高度自動運転(レベル4)」「完全自動運転(レベル5)」の3種類に区分している。このうちレベル3とレベル4のコネクテッドカーは、人による運転モードや相応の装置を備え、運転者を配置しなければならないと規定している。レベル5では、人による運転モード、相応の装置は設置しなくてもよく、運転者も配置しなくても可としている。ただし、無人運転による完全自動運転の走行は市交通管理部門が定めた指定エリア内に限定する。

欧州で猛烈熱波 高齢者ら1,000人超死亡,森林火災も

スペイン、ポルトガル、フランス、イギリスなど欧州の広い範囲で約1週間にわたり猛烈な熱波に見舞われ、多数の死者や森林火災が相次いでいる。今後も各地で記録的な暑さが見込まれ、各国では外出を控えるよう求めるなど警戒を呼びかけている。
ポルトガルでは7月14日に最高気温が47度に達したほか、スペインでも45度以上を記録。ロイター通信によると、両国では暑さが原因で17日までに高齢者を中心に1,000人以上が死亡した。イギリス、フランスでも18、19日に”非常事態”の記録的な熱波が見込まれている。