プロ野球日本シリーズは10月15日、2年連続でヤクルトとオリックスで争われることが決まった。セ・リーグは14日、阪神に3連勝して4勝(レギュラーシーズン優勝のアドヴァンテージの1勝含む)し、日本シリーズ進出を決めたヤクルト。
これに対しパ・リーグは前日、ソフトバンクに敗れ、王手をかけたまま迎えたオリックス。
4回、吉田正尚の2ランホームランで先制、試合を有利に進めながら7回、デスパイネに同店2ランホームランを浴び、大接戦となった。しかし9回二死、ニ、三塁で中川圭太がソフトバンクのクローザー、モイネロからレフト前へタイムリーヒットを放ち、試合を決めた。
22年上半期の外国人入国者 前年の7倍 水際緩和で
出入国在留管理庁は10月14日、2022年1〜6月の外国人新規入国者数が38万8,893人だったと発表した。前年同期の5万5,104人の7.1倍となった。新型コロナウイルス感染症の水際対策が段階的に緩和されたため。ただ、コロナ禍前の2019年1〜6月は1,498万5,170人に上ったから、まだまだ回復途上といえる。
2022年1〜6月の入国者数を国・地域別でみると、ベトナムが7万6,852人で最多だった。以下、中国の5万6,567人、ネパールの2万9,638人と続いている。資格別では「留学」が全体の27%に相当する10万5,032人でトップを占め、前年同期の7,078人の14.8倍となっている。
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外国人含め観光地に活気 旅行支援開始後初の週末
秋の観光シーズンに加え、政府の観光振興策「全国旅行支援」(東京除く)が始まって初の週末となった10月15日、各地の観光地は海外からの個人客や国内旅行客らが足を運んだ。
大阪・ミナミ、道頓堀、京都・嵐山、清水寺周辺は多くの人手でにぎわい、伊勢神宮では内宮近くの「おかげ横丁」も朝から観光客の姿が戻っていた。
旅行業界でも「予約状況をみると、コロナ禍前の水準に戻っている」の声も聞かれるほど。それだけにホテルや飲食店、土産物店などの期待は久しぶりに高まっている。ただ、旅行予約サイトに繋がらないといった状況に加え、自治体ごとにルールを決めている今回の支援策で、準備不足で詳細が未定の部分があり、新規予約の受け付けを停止する事業者もあり、高まる期待をよそに実現度合いは”想い半ば”だ。