総務省が6月28日発表した5月の住民基本台帳人口移動報告によると、東京都への転入者は前年同月比15.1%増の3万2,851人、転出者は同10.1%増の3万2,131人で、転入者が720人多かった。転入超過は5カ月連続。
2021年は新型コロナウイルス禍で転出者が転入者をコンスタントに上回る時期が続き、それまでの長い東京一極集中から、”東京脱出”の動きが指摘されたこともあった。だが、2019年5月の水準に戻りつつある。2021年5月は661人の転出超過だった。
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国立環境研,東大 世界で深刻な干ばつの常態化を予測
国立環境研究所、東大、韓国科学技術院など国際研究チームは、数値モデルを用いて河川流量の地球の将来予測データを解析し、干ばつが発生する頻度について調査した。その結果6月28日、過去最大を超える干ばつが何年も継続して起こる、これまでの「異常」が常態化してしまう時期を、世界で初めて推定したと発表した。
大規模な異常気象が発生する地域は、地中海沿岸地域や南米南部などで、時期は21世紀の前半もしくは半ばごろまでに、過去最大の干ばつを少なくとも5年以上継続して起こる時期を迎え、「これまでの異常が珍しいものではなくなる可能性の高いことが分かった」としている。
これらの研究成果は6月28日付学術誌『Nature Communications』に掲載される。