日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国・上海市は8月4日、上海自動車展覧センターで水素燃料電池自動車(FCV)のモデル都市として、100台のFCV運行開始の式典を行った。同市の張為副市長などが参加した。
式典ではFCVシステムを提供する上海捷●科技、上海重塑能源科技、上海神力科技、航天●能(上海)科技、上海清志新能源技術、上海青●科技の6社に対し、同市の庄木弟副市長から始動の鍵が授与された。
上海市は2021年8月、FCVモデル都市群に選定され、2025年までに5,000台のFCVと73の水素ステーションを展開することを目標としている。
21年度の食料自給率38% 1㌽上昇もいぜん低水準
21年度末国税滞納額6.9%増 コロナ特例猶予が累積
6月の実質消費支出3.5%増 外出増で4カ月ぶり増加
6月の実質賃金 前年同月比0.4%減 3カ月連続減
特定技能 11分野で受け入れ数見直す 総数は維持
日本政府は外国人の就労拡大のための在留資格「特定技能」に関し、対象14分野のうち11分野で受け入れ見込み数の上限を見直す。ただ、上限総数34万5,150人は維持したうえで、この間の新型コロナウイルス禍で起こった需要変動似合わせて分野ごとに見直す。
出入国在留管理庁によると、2021年3月末時点の受け入れ数は14業種合わせて2万2,567人で充足率はわずか4.5%にとどまっている。ちなみに受け入れ数の多かった業種の動向を見ると、介護が6万人の受け入れ計画に対し1,705人、外食業が5万3,000人に対し1,150人、建設業が4万人に対し2,116人、ビルクリーニングが3万7,000人に対し281人、農業が3万6,500人に対し3,359人、飲食料品製造が3万4,000人に対し8,104人、宿泊業が2万2,000人に対し83人、素形材産業が2万1,500人に対し1,669人となっている。