世界経済フォーラム(WEF)は5月25日、米政府とともに2021年11月に新設した脱炭素技術の開発を促す国際枠組み「ファースト・ムーバーズ・コアリション(FMC)」を拡大し、日本、英国、インド、スウェーデンなど8カ国が参加すると発表した。創設時には30社ほどだった企業メンバーの参加も増やす。
大企業が大量の脱炭素関連製品の調達を予告することで、中小企業や新興企業を含むサプライヤー側の開発意欲や予見可能性を高め、技術革新を促すのが狙い。
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認知症,ALS治療に光 大阪公立大が効果を確認
大阪公立大学の研究グループはこのほど、前頭側頭型認知症(FTD)や筋萎縮性側索硬化症(ALS)のモデルマウスにリファンピシンを1カ月間経鼻投与したところ、ヘキサヌクレオチド(GGGGCC)リピートの異常伸長(HRE)に起因する神経病理が抑制され、認知機能が改善したと発表した。
FTDやALSはC9orf72遺伝子の変異によって発症するとされているが、治療法は確立されていない。C9orf72遺伝子の変異により生み出された異常なRNAやタンパク質が凝集し、神経系に蓄積することで神経変性が起こると考えられている。
同大の研究の成果である、このタンパク質の蓄積を抑えることが、FTDやALS治療法開発の第一歩になると期待される。
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ゼレンスキー大統領 「領土を侵攻以前に戻して」
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによる軍事侵攻が始まってから3カ月となった5月24日、日本メディアとして初めてNHKの単独インタビューに応じた。
この中で同大統領は「領土を2月24日以前の状態に戻したうえで、ロシアとの交渉のテーブルにつく」と述べ、ロシア軍が侵攻する以前の状態まで領土を奪還しない限り、停戦交渉は難しいという考えを示した。すべてのウクライナ人にとって勝利とは、領土を取り戻すことだ。ドンパス地域とクリミア半島の両方で、我々のすべての領土を取り戻さなければならないのは確かだ。それには犠牲を伴うだろう。
今後のウクライナ軍の戦略について「長距離ミサイルなど必要とする兵器が届いたとき反撃の準備が整う」とし、欧米の軍事支援によって態勢が整った後に、反撃を強める姿勢を強調した。
世界が国際司法の場でロシアの戦争犯罪を
追及していくことが重要!
そして「ロシアの数々の戦争犯罪を国際司法の場で世界が追及していくことが重要だ。ここで止められなければ、ことはウクライナだけでは済まない。ロシアは他の国へ次々に侵攻していくだろう。世界が結束してロシアの侵略戦争(=力による現状変更の試み)を止めなければならない」と熱っぽく語った。