2025年の大阪・関西万博の大阪府・大阪市、経済界などが出展する「大阪パビリオン」について3月24日、3者による協議が開かれ、基本計画が取りまとめられた。
2050年の未来都市の生活をテーマに、医療や健康分野での体験型の展示をメインに据える。具体的には、健康状態を自動でチェックし、結果に応じた食事や運動メニューなどを提示する円盤形の乗り物の体験や、再生医療やAIによる診療、それにサプリメントなどを使った未来の食事の体験などが盛り込まれている。
パビリオンは2023年4月に着工し、2024年10月の完成を目指しており、建設費として70億~80億円、展示費用として60億円程度が見込まれている。
関西広域連合 人の移動時期で感染対策徹底呼び掛け
サッカー日本代表 W杯出場決定 豪州に2-0で勝利
1年間の大麻の摘発人数5,482人 5年で2倍以上に
警察庁のまとめによると、2021年1年間に所持や密売など大麻に絡み摘発された人の数が5,482人に上り、過去最多となったことが分かった。また、この5年で2倍以上となり過去最多を更新した。
年代別では20代以下が7割を占めていて、20代で2,823人、20歳未満で994人となり、最年少は14歳で4人いた。全体の8割近くが初犯で、2021年摘発された829人への聞き取りでは、初めて使用したきっかけについて「誘われて」と回答した人が7割近くを占めたという。
入手の方法については、SNSなどの「インターネット」経由が最も多くおよそ3割で、次いで「友人・知人」からが2.6割だった。大麻に対する危険性の認識が「全くない」または「あまりない」との回答が8割近くに上った。覚醒剤に絡み摘発された人は近年減少傾向にあるものの、2021年は7,824人といぜんとして多く、このうちおよそ4割が暴力団関係者だった。
大阪府議会 IR整備計画 維新・公明・自民で可決
ガソリン11週ぶり下落 1リットル174.6円
空飛ぶクルマ 産学官で商用運転へ 大阪版行程表公表
大阪府や産学官一体でつくる「空の移動革命社会実装 大阪ラウンドテーブル」は3月23日、大阪での「空飛ぶクルマ」実装に向けた行程表を公表した。2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)で商用運航を開始し、万博後もビジネス拡大やサービス創出を地域の経済発展につなげる「都市型ビジネス創出都市」の実現を目指すとしている。
大阪版ロードマップは事業拡大のステップとして、2022年度を「地固め・下準備」、2023~2024年度を「ビジネス開発・実証期間」と位置付けている。まずは万博での実装を目標に、インフラ整備を進める。
万博後の2025~2029年度は「事業立ち上げ」、2030年度以降を「事業拡大」の期間としている。ロードマップで定めた事業を着実に実施するため、府や地元自治体、事業者の年度ごとの取り組みを示したアクションプランも策定している。