アジア開発銀行(ADB)は7月21日、アジア新興国の2022年の国内総生産(GDP)の前年比伸び率が4.6%になるとの見通しを公表した4月の前回予想から0.6ポイント下方修正した。これは中国、インド、東南アジアなど46カ国・地域が対象。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)が中国経済を減速させるほか、食品やエネルギー価格高騰も各国の消費に響くとの見立て。
中国の成長見通しについては、前回予想から1ポイント引き下げ4.0%とした。東南アジアは5.0%へ0.1ポイント上方修正した。
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東京五輪「感染防ぎ大会は成功」と総括 文科白書
文部科学省は7月19日、2021年度の文部科学白書を公表した。当初予定を1年遅らせ実施された東京五輪・パラリンピックの特集を設け、危惧された新型コロナウイルスを、感染対策の徹底で大規模なクラスター(感染者集団)は発生せず、「大会は成功」と総括した。
五輪・パラリンピックでは、感染対策で無観客となった会場に児童・生徒計2万人を招いた「学校連携観戦により、競技の素晴らしさを伝えられた」とした。今後も選手との触れ合いを重視する姿勢を示し、バリアフリー化を含めた大会の成果は「レガシー(遺産)として継承していく」と宣言している。
コロナ下で大学入試を実施し、児童・生徒の学びを保障してきたとも強調している。