インドネシア中央統計局が8月5日発表した2021年4~6月期の国内総生産(GDP)は、物価変動を除いた実質で前年同期比7.07%増えた。新型コロナウイルスの流行に伴う景気の悪化で四半期ベースで1999年以降初めてマイナス成長に陥った2020年4~6月期から4四半期ぶりにプラスに転換した。
乙黒拓斗が金メダル 男子65㌔級で日本勢2大会ぶり
東京五輪・レスリング男子65㌔級で乙黒拓斗が金メダルを獲得した。日本の男子がこのクラスで金メダルを獲得するのは2012年ロンドン五輪以来。乙黒は2018年の世界選手権で、19歳10カ月の史上最年少で優勝しているが、五輪は今回が初出場だった。
須崎優衣が金 レスリング女子最多の4階級制覇
東京五輪・レスリング女子50㌔級で初出場の須崎優衣が金メダルを獲得した。この最軽量級は日本女子が3連覇で2大会連続の4階級制覇となった。須崎は国際大会で76連勝を果たしており、2014年から7年無敗を誇る。
侍ジャパン 悲願の金メダル 米国破り37年ぶり頂点
東京五輪・野球の決勝戦が8月7日行われ、日本が米国を2-0で破り金メダルに輝いた。日本の金メダルは公開競技だった1984年ロサンゼルス五輪以来37年ぶり。正式競技として1992年バルセロナ五輪から実施されて以来6大会目で初めて。日本は1次リーグ(3連勝)、準決勝、決勝とすべて接線をものにし、5戦全勝で頂点に立った。
決勝戦は先発・森下が5回を3安打無失点に抑え、、その後も千賀、伊藤、岩崎とリレー、9回をクローザーの栗林が安定、投手陣がそれぞれ連打を許さず、見事に米国打線を零封した。一方で打線は、3回に村上が米国先発のマルティネスから打った1号ソロ、8回、米国の3番手の投手マクガフから吉田正が放ったセンター前ヒットの、バックホーム返球が逸れる間に山田が生還し、追加点を奪い、勝利を引き寄せた。
日本女子バスケ75-90米国の7連覇阻止できず「銀」
東京五輪・女子バスケットの米国との決勝戦が8月8日行われた。ベルギー、フランスを撃破し、世界の女子バスケット界に新風を吹き込んだ日本だが、米国の高さと手の長さが”カベ”となり75-90で敗れ、米国の7連覇を阻止できず、銀メダルに終わった。
しかし、密集戦では不利と判断し、スピードとフランス戦ほどの決定率はなかったが、果敢に3㌽シュートを狙い続けた日本ならではのプレーに、敗れはしたが清々しさが残る戦いだった。
ゴルフ女子 稲見萌寧が銀メダル 日本勢初の表彰台
東京五輪第16日の8月7日、ゴルフ女子で稲見萌寧が銀メダルを獲得した。2016年リオデジャネイロ五輪から競技に加わったゴルフでは日本勢初の表彰台。最終ラウンドを3位からスタートした稲見は通算16アンダーの2位で、ニュージーランドのリディア・コと並び、銀メダルをかけプレ-オフとなった。1ホール目で稲見がパー、コがパーパットを外して決着がついた。
金メダルは通算17アンダーの米国のネリー・コルダ。畑岡奈紗とフィリピン代表の笹生優花は通算10アンダー、9位タイだった。
男子4×100mリレー バトンつながらず途中棄権
東京五輪、最終盤の注目競技の一つ、4×100mリレーが8月6日、決勝が行われた。日本は1走の多田修平から2走の山県亮太へのバトンがつながらず、まさかの途中棄権で幕を閉じた。これにより、2大会3度目のメダル獲得はならず、2000年シドニー五輪から続けていた入賞もストップした。
男子サッカー メダルに届かず メキシコに敗れる
東京五輪・男子サッカーの3位決定戦が8月6日、メキシコとの間で行われた。試合はPKでメキシコに先行され、さらに追加点を許す今大会でこれまでになかった展開。そのせいか、予選で勝った相手に対し、チーム全体で粘る強く守り抜く、日本らしさに欠け1-3で敗れ、メダルに届かなかった。
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空手形 男子で喜友名が金 女子で清水が銀
東京五輪・新種目の空手形男子で喜友名諒(31)が金メダル、女子で清水希容(27)が銀メダルを獲得した。空手形は沖縄発祥の新競技で、迫力ある演武の出来栄えを競う採点種目。
向田真優が女子53㌔級で金 日本勢3階級目の金
東京五輪・レスリング53㌔級で向田真優が決勝で、中国のホウ・セイギョクを下し、金メダルに輝いた。レスルング女子では川井姉妹(57㌔級、62㌔級)に続き、今大会3階級目の制覇となった。