内閣府は8月7日開かれた経済財政諮問会議で今年度のGDP(国内総生産)の最新の見通しを発表し、実質の伸び率を、2024年12月時点に見込んだ1.2%から0.7%へ下方修正した。米国トランプ政権の関税措置の影響で輸出や設備投資が抑えられるためだとしている。
一方、来年度の実質の成長率は賃上げの定着によって個人消費の緩やかな上昇が続くなどとして0.9%になると見込んでいる。
6月実質賃金1.3%減 6カ月連続マイナス 物価高で
日本の総人口1億2,433万人, 日本人1年で90万人減
総務省のまとめによると、2025年1月1日現在の住民基本台帳に基づく外国人を含む日本の総人口は1億2,433万690人だった。前年同時期と比べて55万4,485人(0.44%)減少した。
外国人を除いた日本人の人口は1億2,065万3,227人で前年度時期と比べて90万8,574人(0.75%)減少した。調査を開始した昭和43年以降、1年間の減少数が90万人を超えるのは初めてで、減少数・減少率ともに最大となった。
2024年1年間に生まれた日本人は68万7,689人にとどまり、昭和54年の調査開始以降、最も少なくなった。亡くなった人は159万9,850人と最も多くなった。この結果、人口の自然減は91万2,161人で過去最大となった。