沖縄県沖の太平洋で中国海軍の空母「遼寧」から艦載の戦闘機などの発着艦が続いている。防衛省統合幕僚部によると、5月12日に確認した分を含め3日から10日連続となり、発着艦回数は計200回を超えた。石垣島の南220kmほどの海域での航行を確かめた。
この発着艦は台湾有事を想定した大規模な演習との見方がある。台湾の南西方面からも中国軍の航空機が防空識別圏(ADIZ)に侵入する動きがあった。軍事アナリストは、これらの情報をを総合すると、中国軍は台湾を幅広い方向から攻撃できると圧力をかけている可能性があるとみている。
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東大と理研 海水を高速で真水に変えるフッ素ナノチューブ
東大と理研は5月13日、次世代超効率水処理膜の実現に向けて、水を超高速で通すにもかかわらず、塩を通さないフッ素ナノチューブを開発したと発表した。
持続可能な社会を実現するうえで、海水の淡水化は必要不可欠な課題であり、これまで様々な水処理膜が開発されている。しかし、地球規模の飲料水不足を解決するには、現在用いられている水処理膜の能力を破格に高める必要がある。
今回両者の研究グループは、テフロン表面のように内壁がフッ素で密に覆われた内径0.9ナノメートルのナノチューブ(フッ素化ナノチューブ)を超分子重合により開発した。このナノチューブは塩を通さないが、これまでの目標だったアクアポリンの4,500倍の速度で水を透過した。