クマ出没最悪ペース 4〜9月2万792件

環境省は11月4日、今年度上半期(4〜9月)の全国のクマの出没件数は2万792件(速報値)だったと発表した。2024年度同時期の1万5,832件を大幅に上回り、統計の残る2009年度以降では最悪のペースとなっている。
捕獲数も6,063頭(速報値)と2006年度以降、過去最多だった。2024年度1年間の5,345頭を遥かに超え、人身被害が過去最悪だった2023年度の上半期(5,550頭)を上回っている。

外国人国保滞納者の在留更新認めず

厚生労働省は出入国在留管理庁と情報共有し、外国人の国民健康保険(国保)の保険料未納付を防ぐため、2027年6月から滞納者は原則として在留資格の変更や更新を見とまない方向で準備していることを明らかにした。
厚労省は、外国人による医療費の未納付対策として、中長期の在留者を対象に未払い情報を医療機関から収集し、同庁と共有して在留審査に反映させることを検討している。

外国人国保滞納者の在留更新認めず

厚生労働省は出入国在留管理庁と情報共有し、外国人の国民健康保険(国保)の保険料未納付を防ぐため、2027年6月から滞納者は原則として在留資格の変更や更新を見とまない方向で準備していることを明らかにした。
厚労省は、外国人による医療費の未納付対策として、中長期の在留者を対象に未払い情報を医療機関から収集し、同庁と共有して在留審査に反映させることを検討している。

成長戦略 26年夏策定 17分野へ集中投資

政府は11月4日、高市内閣の成長戦略の司令塔となる「日本成長戦略本部」(本部長:高市首相)の初会合を首相官邸で開いた。人工知能(AI)・半導体、造船、航空・宇宙、防衛産業など17分野を定めて、官民で集中的に投資し、経済成長を実現する方針を示した。2026年夏に成長戦略をまとめる方針だ。
17の戦略分野にそれぞれ担当閣僚を置き、投資方針を明確化する考え。分野ごとに投資の内容や時期、目標金額などを定めた「官民投資ロードマップ」を策定し、複数年度にまたがる予算措置を講じる。
首相は初会合で「『責任ある積極財政』の考え方のもと、戦略的に財政出動を行う。日本経済の供給構造を強化する」と述べた。これにより、「税率を上げずに、税収を増加させることを目指す」としている。

成長戦略 26年夏策定 17分野へ集中投資

政府は11月4日、高市内閣の成長戦略の司令塔となる「日本成長戦略本部」(本部長:高市首相)の初会合を首相官邸で開いた。人工知能(AI)・半導体、造船、航空・宇宙、防衛産業など17分野を定めて、官民で集中的に投資し、経済成長を実現する方針を示した。2026年夏に成長戦略をまとめる方針だ。
17の戦略分野にそれぞれ担当閣僚を置き、投資方針を明確化する考え。分野ごとに投資の内容や時期、目標金額などを定めた「官民投資ロードマップ」を策定し、複数年度にまたがる予算措置を講じる。
首相は初会合で「『責任ある積極財政』の考え方のもと、戦略的に財政出動を行う。日本経済の供給構造を強化する」と述べた。これにより、「税率を上げずに、税収を増加させることを目指す」としている。

東京・近畿で”木枯らし1号”冬の訪れ

気象庁は11月3日、東京都内と近畿で、冬の訪れを告げる”木枯らし1号”が観測されたと発表した。いずれの地域も、昨年と比べて4日早かった。
大阪管区気象台によると、近畿地方は3日、西高東低の冬型気圧配置となり、北寄りの風が強まった。各地の最大瞬間風速(午前11時現在)は、滋賀県彦根市で16.4m、和歌山市で15.8m、京都府舞鶴市で14.8m大阪市で10.8mーーなどとなった。

中国 訪中ビザの免除26年末まで延長

中国外務省は11月3日、今年12月31日が期限の日本人に対する短期の訪中ビザ(査証)免除措置について、2026年12月31日まで延長すると発表した。韓国、フランス、ドイツなども延長される。
トランプ政権が打ち出す政策により、米中の貿易摩擦などで中国経済の先行きが不透明な中、外国からの投資や観光客を呼び込むことが狙いだ。

3歳マスカレードボール 競馬・天皇賞(秋)G1初制覇

競馬の天皇賞(秋)(G1、芝2000m)が東京・府中市の東京競馬場で行われた。3歳馬の初のG1の古馬との混合戦だったが、3歳の2頭が1、2位を占めた。
勝ったのは1番人気に支持されたマスカレードボール(クリストフ・ルメール騎乗、日本ダービー2着)。ルメール騎手は秋華賞、菊花賞に続いて3週連続のG1勝利を飾った。管理する手塚貴久調教師(美浦)は初勝利。2着にミュージアムマイルが入った。3着はジャスティンパレスで、2番人気の支持を集めたタスティエーラは、直線伸びきれず8着に敗れた

フォーエバーヤングが快挙 米ブリダーズカップ制す

米カリフォルニア州デルマー競馬場で11月1日行われたブリダーズカップ(BC)で、日本調教馬のフォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、坂井瑠星騎乗)が、メインのクラシック(G1、ダート2000m)を制し、日本競馬の新たな歴史を刻んだ。
同クラシックは、様々な条件で行われるBCの中で最も賞金が高いダート世界最強馬決定戦。優勝賞金は364万ドル(約5億6,000万円)。
多くのG1が開催されるBCの中で最も権威があり、米国のホースマンが渇望するタイトルを日本の人馬が奪取した。矢作氏は日本の調教師で最多の海外G110勝目。

ドジャース初の連覇 山本連投 MVP MLBワールドシリーズ制す

MLBのワールドシリーズ(WS、7回戦制)は11月1日、カナダのトロントで第7戦が行われた。その結果、またも延長線の末、ドジャース(ナショナル・リーグ)が5?4でブルージェイズ(アメリカン・リーグ)を下し、通算4勝3敗で2年連続9度目の制覇を果たした。連覇は球団初。
山本由伸投手がシリーズ最優秀選手(MVP)に選ばれた。山本は前日、第6戦の先発に続く連投で9回一死から救援登板し、延長11回まで投げて3勝目を挙げた。WSでの日本人選手のMVPは2009年の松井秀喜(当時ヤンキース所属)以来、2人目の栄誉。
大谷翔平選手は先発投手兼1番指名打者で出場。得点チャンスではほとんど申告敬遠され、勝負してもらえなかったが、チームの”顔”の1人として存在感を示した。米移籍1年目の佐々木朗希は第3、6戦で救援し、勝利に貢献した。