MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(30)が6月17日、本拠地・ロサンゼルスでのサンディエゴ・パドレス戦に1番・DH・”先発投手”の二刀流で出場し、1回28球を投げて、被安打2、失点1(自責点1)のピッチングを披露した。最速は161キロをマーク、予想以上の回復ぶりを示した。
エンゼルス在籍時の2023年8月24日以来、663日ぶりの”二刀流復帰”を果たした。ドジャース移籍後、初のマウンドで地元ファンに投手・大谷の雄姿を見せた。打撃では4打数2安打2打点、打率は300に戻した。3試合連続、今季24度目のマルチヒットをマークした。
今回のピッチングの経過をみて、じっくりステップを踏みながら、そして肘への負担と回復具合を見ながら、今後順次、投球回数・投球数を増やしていくものとみられる。ドジャースは今年ワールドシリーズ連覇を目標としており、過大な負担は懸けさせず、ポストシーズンに照準を合わせ投手・大谷の回復を目指すもようだ。