ラオスの首都ビエンチャンのセタティラート病院で10月27日、日本が建設を支援した救急・外来病棟の引き渡し式が行われた。新棟には救急部門や小児科、内科、神経科などの外来診療部門などが配置される。NNA ASIAが報じた。
新500円硬貨の流通開始 最新の偽造防止技術でデザイン刷新
自民単独過半数261議席確保,維新4倍増で第三党に躍進 衆院選
10月31日投開票が行われた衆院選の結果、小選挙区と比例代表合わせた465議席のうち、自民党は選挙前の276議席から15議席減らしたものの、単独で過半数(233議席)を上回る261議席を確保した。野党第一党の立憲民主党は選挙前の109議席を大きく下回り96議席にとどまった。日本維新の会は選挙前の11議席から4倍弱増やし41議席を獲得し、第三党に躍進した。
公明党、国民民主党は選挙前からそれぞれ3議席増やし、れいわ新選組も2議席増やした。立憲民主党との候補者の一本化を進めた共産党は2議席減らした。社民党は現行制度になって初めて比例代表で議席を得られなかった。沖縄2区で当選を決め、選挙前と同じ1議席は確保した。
政権選択選挙を掲げて候補者の一本化を進め、万全の布陣で臨んだ選挙のはずだった野党連合。結果は思いもよらぬ敗北。立憲民主党内からは「完全な敗北」として、枝野氏ら執行部の責任を問う声が出ている。
天皇賞・秋 エフフォーリア 3歳馬19年ぶり盾制覇の偉業
岡山大と東大 イネの安定多収に必須のケイ酸チャネルの構造解明
米FDA ファイザー製ワクチンの5~11歳の接種承認
9月の有効求人倍率1.16倍に上昇 完全失業率2.8%で横ばい
厚生労働省が10月29日発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.16倍となり、前月を0.02ポイント上回った。上昇は2カ月ぶり。一方、総務省が同日発表した9月の完全失業率(季節調整値)は2.8%で前月から横ばいだった。
新規求人(原数値)は前年同月比6.6%増加した。産業別では製造業が32.4%増、建設業が5.7%増だった。これに対し、コロナ禍で時短営業などを強いられた宿泊・飲食サービス業は37.3%減だった。ただ、8月と比べると改善している。
完全失業者数(原数値)は192万人で、前年同月比18万人減少した。減少は3カ月連続となる。就業者数は前年同月比10万人減の6,679万人で、6カ月ぶりに減少した。宿泊・飲食サービス業で34万人減少したほか、生活関連サービス・娯楽業で27万人減少し、それぞれ大きな落ち込みとなった。
抗体カクテル療法 予防目的の投与認めるか 厚労省11/4判断
東工大とJST プラスチックを肥料に変換するリサイクルS開発
精神疾患発症30~40歳の働き盛り半数超21年版「過労死白書」
日本政府は10月26日、過労死・過労自殺の現状や、国が進める防止対策をまとめた2021年版「過労死等防止対策白書」を閣議決定した。過労死や長時間労働が懸念される業種のうち「自動車運転従事者」「外食産業」の2分野を実態調査。
白書によると、2012~2017年度の6年間に、うつ病などの精神疾患で労災認定された過労自殺者497人(男性479人、女性18人)のうち半数が精神疾患発症から6日以内に死亡していたことが分かった。自殺前に「仕事内容、仕事量の大きな変化」があったケースが177件、次いで「2週間以上の連続勤務」が109件、「上司とのトラブル」が92件、「いじめ、暴行」が60件。労働時間についてみると、「恒常的な長時間労働」が201件で、1カ月間の残業が160時間以上の「極度の長時間労働」が88件に上っている。
発症時の年齢は、40歳代が最多の163人、30歳代129人、働き盛りの世代が半数超を占めており、全体の6割超にあたる318人が精神科など疾患に関する医療機関を受診しておらず、とくに「極度の長時間労働」だった自殺者88人は、4分の3にあたる67人が受診していなかった。