「働く女性」の自殺増加 20年版白書 コロナ禍で環境変化

日本政府は11月2日、2021年版自殺対策白書を閣議決定した。2020年は働く女性らの自殺者が増加が目立った。全体の自殺者数は前年比912人増の2万1,081人に上り、2009年以来11年ぶりに増加に転じた。この点について厚生労働省は、新型コロナウイルス感染拡大により、失業を含め職場環境が大きく変わったことが一因と分析している。