東京五輪・陸上男子の20㌔競歩が札幌大通公園で行われ、池田向希が銀メダル、山西利和が銅メダルを獲得した。この種目で日本勢がメダルを獲得したのは初めて。また8月6日に行われた50㌔競歩で、川野将虎が日本選手トップの6位に入賞した。
被爆76年 惨禍繰り返さない,刻む祈り「原爆の日」
広島は8月6日、1945年の被爆から76回目の「原爆の日」を迎えた。広島市の平和記念公園では「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が開かれ、被爆者や遺族らが犠牲者を悼んだ。
式典は昨年に続き規模が縮小された。被爆者や遺族、海外からは84カ国と欧州連合(EU)の代表者が参列した。原爆が投下された午前8時15分には平和の鐘が鳴り、参列者は黙とうを捧げた。そして核兵器のない世界へ祈りを込めた。原爆投下の惨禍を二度と繰り返さないためには、被爆者の記憶と教訓を共有し、国内外に発信し続けていくことが求められる。
コロナ重症者 全国で1,020人に 2カ月ぶり1,000人超
厚生労働省の集計によると、全国で新型コロナウイルスに感染した重症者は8月5日時点で1,020人と前日から197人増えた。1,000人を超えるのは6月9日以来、約2カ月ぶりとなる。
都道府県別にみると、増加が目立つのは大阪府で、362人と132人増えた。
日本卓球男子団体銅メダル 韓国を3-1で下す
東京五輪第15日の8月6日、男子団体の3位決定戦で、日本は韓国を3−1で下し、銅メダルを獲得した。卓球男子団体のメダル獲得は、前回のリオデジャネイロ五輪の銀メダルに次ぐもの。
日本卓球女子団体 中国の壁破れず「銀」で終戦
東京五輪・卓球女子団体の決勝戦は8月5日行われ、日本勢の健闘虚しく、またも中国の壁は破れず銀メダルに終わった。ただ、ダブルス、シングルスに出場した石川佳純、平野美宇、伊藤美誠は溌溂とした高速・技術プレーで会場を驚かせ、中国選手・コーチ陣を慌てさせる場面もみられた。敗れたが、日本卓球女子のレベルの高さを示した。とくに伊藤は、今大会の新種目混合ダブルスで水谷隼とくみ、中国ペアを破り金メダル、シングルスで銅メダル、そして団体で銀メダルと3個のメダルに輝いた。
政府「まん延防止」8県追加し13道府県に拡大
日本政府は8月5日、新型コロナウイルス変異株(デルタ株)の全国的な爆発的拡大を受け、「まん延防止等重点措置」の対象に福島、茨城、栃木、群馬、静岡、愛知、滋賀、熊本の8県を追加することを正式に決めた。期間は8月8日から31日。
この結果、まん延防止等重点措置適用の地域は、すでに対象となっている5道府県を合わせ13道府県、「緊急事態宣言」発令中の6都府県を含め、新型コロナウイルス対策対象自治体は19都道府県に増える。
バスケ女子 初の4強 準々決勝でベルギーに競り勝つ
東京五輪は8月4日、バスケット女子の準々決勝が行われ、日本がベルギーに86-85で競り勝ち、五輪史上初めて準決勝に進出した。
田中希実 陸上女子1500m 日本新記録で日本初の決勝へ
東京五輪第13日の8月4日、陸上女子1500m準決勝が行われ、田中希実が3分59秒19の日本新記録で1組5着となり、日本選手初の決勝に進んだ。自身が持つ日本記録を3分以上も塗り替え、日本選手初の3分台で走破した。
日本人の人口1億2,384万人余で12年連続の減少
総務省によると、2021年1月1日現在の日本人の人口は1億2,384万2,701人で前年同期比42万8,617人少なく12年連続の減少となった。2020年の年間出生数は84万3,321人で、1979年以降で最少を更新した。死亡者数は137万3,929人となり、死亡した人が生まれた人の数を上回る「自然減」となり、その数は53万608人と13年連続で拡大した。
日本の総人口1億2,665万人 8年連続減
また、国内の日本人と外国人を合わせた総人口は1億2,665万4,244人で、1月1日を基準とするようになった2014年以降8年連続で減少した。外国人は281万1,543人で、総人口に占める割合は2.22%。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国制限の影響で日本に転入した外国人は前年比で約55%減少。過去6年連続で増加していた外国人人口は減少に転じた。
ミャンマー 国軍がRCEP協定批准済み 現地メディア
ミャンマーの現地メディアによると、同国が地域的な包括的経済連携(RCEP)協定について、国軍が国内での批准手続きを完了していることが分かった。
RCEP協定には日本、中国、ASEAN(東南アジア諸国連合)など15カ国が署名しており、順次、批准国が増えているが、この間、政情が激変したミャンマーの動向は不透明だった。