日本政府は8月3日、新型コロナウイルス対策について感染患者は「自宅療養」を原則とし、医療機関への入院対象を重症者や重症化リスクがある人に絞る方針を示した。
この方針転換、自宅療養を可能にするには、病状を定期的に確認し、急変を察知する体制が不可欠。保健所の支援体制を整えるほか、開業医ら(巡回ドクターなど)が往診やオンライン診療などで適切な医療を提供する体制が整備されていることが大前提。
具体的かつきちんとした説明がない以上、現状では入院できないまま、病状が急変し、適切な医療を受けられず、苦しくもがいたまま亡くなる犠牲者を増やす”愚策”としか言いようがない。
バレーボール男子4強逃す ブラジルにストレート負け
東京五輪バレーボール男子の準々決勝が8月3日行われ、ブラジルにストレート負けした。この結果、4強入りを逃した。
入江聖奈 ボクシング日本女子フェザー級で初の金
東京五輪ボクシングフェザー級の決勝が8月3日行われ、入江聖奈(20)が2019年世界選手権覇者のネスティー・ペチシオ(フィリピン)に判定で勝ち、日本女子史上初の金メダルに輝いた。日本勢の金メダルは1964年の東京五輪男子でバンタム級、桜井孝雄、2012年ロンドン五輪男子のミドル級、村田諒太に続く3人目の快挙。
男子グレコローマン60㌔級で文田 悔しい「銀」
東京五輪のレスリング男子グレコローマン60㌔級決勝で文田健一郎は、攻めきれず、オリタサンチェス(キューバ)に1-5で敗れ、悔しい「銀」メダルだった。37年ぶりに期待された「金」に一歩届かなかった。
女子76㌔級の皆川博恵は3位決定戦で中国選手に敗れた。
バレーボール女子 25年ぶりに無念の1次リーグ敗退
東京五輪第11日の8月2日、バレーボール女子の1次リーグ最終戦が行われ、日本はドミニカに敗れ1勝4敗となり、A組5位に終わった。この結果、決勝トーナメント進出は成らなかった。日本が出場した五輪で、バレーボール女子が決勝トーナメント進出を逃したのはアトランタ五輪(1996年)以来、25年ぶり。
村上茉愛 床で「銅」 個人種目で初のメダルの快挙
日本女子体操の村上茉愛(24)は8月2日、東京五輪種目別の床運動で銅メダルを獲得した。日本女子では前回の東京大会以来57年ぶりに表彰台で、個人種目では初の快挙。
侍ジャパン 米に逆転サヨナラで4強進出 東京五輪
東京五輪野球の決勝リーグで8月2日、日本は米国と対戦、延長10回7-6で逆転サヨナラ勝ちし、4強進出を決めた。野球界悲願の、五輪での「金」を手繰り寄せた。
6都府県の自宅療養者が10日間で3倍の3万人に
緊急事態宣言が発令された6都府県のまとめによると、新型コロナウイルスに感染して自宅療養している人が急増、8月1日時点(神奈川県のみ7月31日)で3万275人に上ることが分かった。7月21日時点では約9,000人でわずか10日余で3倍に急増した。感染力が強いインド由来の変異株「デルタ株」による”第5波”で、感染拡大に歯止めがかかっていないため。日を追って自宅療養者がさらに増える可能性があり、医療提供体制のひっ迫が懸念される。
6都府県の「宣言」5道府県に「まん延防止」適用
日本政府は8月2日、新型コロナウイルス対策として大阪、神奈川、埼玉、千葉の4府県に緊急事態宣言を発令した。これにより対象地域は発令中の東京、沖縄を合わせた計6都府県に拡大した。また、新たに北海道、石川、京都、兵庫、福岡の5道府県に「まん延防止等重点措置」を適用した。期間はいずれも8月2日から31日まで。
日本女子バスケット2大会連続の準々決勝進出
東京五輪女子バスケット1次リーグB組で、世界ランキング10位の日本は同17位のナイジェリアを102-83で下し、通算2勝1敗とし、2大会連続の準々決勝進出を決めた。