コロナ感染30代以下が7割超 全国で新たに1万2,342人

新型コロナウイルスの感染者は7月31日、日本全国で新たに1万2,342人が確認された。1万人を超えたのは3日連続で、4日連続で過去最多を更新した。東京で4,058人と初めて4,000人を超えた。
年代別でみると、30代以下が約71%と若い世代の感染が目立ち、ワクチン接種が進む65歳以上は約3%と感染が抑え込まれている。

6月失業率2.9%に改善 求人倍率1.13倍に上昇

総務省が7月30日発表した6月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は2.9%と前月比0.1㌽低下し、3カ月ぶりに改善した。解雇などによる離職が17カ月ぶりに前年同月から減少した。
一方、厚生労働省が同日発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.13倍で、前月から0.04㌽上昇した。ただ、コロナ禍の長期化で雇用情勢はいぜん厳しい。
完全失業者数は206万人で、前年同月から11万人増加した。11カ月連続で前年同月を上回っている。就業者数は6,692万人で、前年同月比22万人増となった

なでしこJ 準々決勝で敗退 スウェーデンに力負け

日本サッカー女子、なでしこジャパンは7月30日、スウェーデンとの準々決勝戦に臨み、1-3で敗れた。あらゆる面での力負けだった。かつてワールドカップで金メダル、オリンピックでも銀メダルに輝いたなでしこだが、世代交代に失敗し長らく低迷。この間に開いた世界の女子サッカー上位国との、力の差を感じさせる敗戦だった。

日本柔道女子78㌔級で素根 輝が金 7日連続金継続

連日大健闘が続く日本柔道。7月30日は柔道女子78㌔級で五輪初出場の素根輝(あきら)が金メダルに輝いた。素根は準々決勝、準決勝でそれぞれ1本勝ちし、決勝戦でも五輪・世界選手権など国際試合出場の常連を相手に積極的に攻め続け、相手を守勢に回らせ勝利を呼び込んだ。この結果、日本柔道の金メダル獲得は7日連続となった。

「緊急事態宣言」大阪と首都圏3県追加 8月末まで

日本政府は7月30日、新型コロナウイルス対策本部を開き、神奈川、埼玉、千葉の首都圏3県と大阪府に「緊急事態宣言」を発令した。期間は8月2~31日。現在、同宣言発令中の東京都と沖縄県も8月31日までの延長を決めた。
新型コロナウイルスの変異株、デルタ株の全国への爆発的な広がりに伴う新規感染者の急拡大を受けたもの。新規感染者は連日過去最多を更新、7月30日の日本全体の新規感染者は1万744人に上っている。

渡辺・東野組が銅 バドミントン混合ダブルスで初

バドミントン混合ダブルス3位決定戦が7月30日行われ、渡辺勇大、東野有紗組が香港ペアを2-0で下し、銅メダルを獲得した。この種目での日本勢のメダルは初めてで、バドミントン競技でのメダル獲得も今大会初。
また同日、女子シングルス準決勝で、2016年リオ五輪銅メダルの奥原希望は1-2で逆転負けし、4強入りを逃した。

柔道男女とも金 ウルフマロン・濵田尚里が快挙

日本柔道のメダルラッシュが続いている。7月29日は男子100㌔級でウルフマロン、女子78㌔級で初出場の濵田尚里がそれぞれ金メダルに輝いた。柔道の金メダル獲得は6日連続。
男子のウルフマロンは自身が言葉にする「泥臭い柔道」で、決勝戦まで相次ぐ延長戦の死闘を制し、頂点に立った。この結果、現在の柔道の日本代表監督の井上康生が獲得して以来、遠のいていた100㌔級の覇権を奪回した。女子の濵田尚里は真骨頂の「寝技」が冴えわたり、新旧世界王者を含め”なで斬り”。決勝戦まで4試合で要した時間は、わずか7分42秒だった。