日本柔道のメダルラッシュが続いている。7月29日は男子100㌔級でウルフマロン、女子78㌔級で初出場の濵田尚里がそれぞれ金メダルに輝いた。柔道の金メダル獲得は6日連続。
男子のウルフマロンは自身が言葉にする「泥臭い柔道」で、決勝戦まで相次ぐ延長戦の死闘を制し、頂点に立った。この結果、現在の柔道の日本代表監督の井上康生が獲得して以来、遠のいていた100㌔級の覇権を奪回した。女子の濵田尚里は真骨頂の「寝技」が冴えわたり、新旧世界王者を含め”なで斬り”。決勝戦まで4試合で要した時間は、わずか7分42秒だった。