インドの首都ニューデリーで、新型コロナウイルスの抗体保有率が97%に上ったことが地元警察の調査で分かった。新規感染も激減しており、集団免疫に近い状態を獲得した可能性がある。感染を防ぐのに必要な抗体量がいつまで維持できるのか、新たな変異型に効果があるかは不明だ。
調査は9~10月、デリー首都圏政府が2万8,000人を対象に実施。1月の前回調査では約56%だったが、8カ月で急上昇した。読売新聞が報じた
インドは4~5月、デルタ株の感染拡大に見舞われた。ピーク時の1日の新規感染者数は全国で40万人、首都では2万8,000人に上り、首都圏政府はロックダウンを実施した。
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日本の総人口1億2,614万人に 5年で94万人減 20年国勢調査
総務省は11月30日、2020年国勢調査の確定値を公表した。外国人を含む総人口は2020年10月時点で1億2,614万6,000人だった。2015年の前回調査から94万9,000人ほど減少し、2回連続で少なくなった。
経済活動の主な担い手の生産年齢人口(15~64歳)は3%減の7,508万8,000人と、この5年でおよそ226万6,000人減少した。14歳以下の子どもの人口は6%減の1,503万2,000人だった。一方で65歳以上人口yは7%増の3,602万7,000人と少子高齢化が鮮明になった。
世帯数は、一人暮らしが増えたことで5,570万5,000世帯と過去最高を更新した。単身世帯は2,115万1,000世帯と全体の38%を占めた。都道府県別では39道府県の人口規模が縮小した。減少率が最も高かったのは秋田県で6.2%だった。100万人を下回ったのは福井県や和歌山県など10県に上った。