日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2021年10月の訪日外客数は2万2,100だった。新型コロナウイルス感染症拡大防止策の一環として、一部の例外を除いて国境をまたぐ往来が禁止されていることによるもの。コロナ流行以前の2019年10月比で99.1%減に相当する。
国・地域別内訳は、中国4,000人、インド1,500人、韓国1,900人、台湾400人、香港100人、東南アジア6カ国(タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナム、マレーシア、シンガポール)2,870人などとなっている。
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10月貿易収支3カ月連続の赤字 原油価格上昇で輸入額増
財務省が11月17日発表した10月の貿易統計によると、輸出額は7兆1,840億円で前年同月比で9.4%増え、8カ月連続で増加した。一方、原油価格の上昇などで輸入額は7兆2,514億円で同26.7%増加した。この結果、輸出から輸入を差し引いた10月の貿易収支は674億円の赤字となった。貿易収支の赤字は3カ月連続。
自動車輸出は36.7%減の6,692億円だった。ただ、米国向けの半導体製造装置(72.1%増)やパワーショベルなどの建設用・鉱山用機械(49.6%増)などが輸出額を押し上げた。
仕向け先別にみると、アジア向けは15.0%増の4兆2,447億円で、この地域向けでは統計を遡れる1979年1月以降で過去最高の輸出額となった。米国向けは0.4%増の1兆3,030億円、中国向けも9.5%増の1兆5,968億円だった。