中国湖北省武漢市は5月11日、約1カ月前にロックダウン(都市封鎖)が解除されてから初となるクラスター(集団感染)が確認された)と発表した。これにより、新型コロナウイルスの再流行の懸念が高まっている。これまでのところ武漢市は5人の新規感染を報告。全員が同じ団地の住人だという。この結果、中国本土の新型コロナウイルス感染者数は累計8万2,918人となった。
直近で確認された新規感染者は全員、当初は無症状感染者に分類されていた。ただ、中国では無症状感染者は感染の症状を示すまでは、全体の症例数には含まれない。ロイターが報じた。
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韓国・ソウルのナイトクラブで86人が集団感染 感染者著増の懸念も
韓国政府は5月11日現在、ソウルのナイトクラブで発生した新型コロナウイルスの集団感染について、訪れた人やその家族などを合わせて86人の感染が確認されたと発表した。今回確認されたのは5月2日未明に、ソウル市内の繁華街、梨泰院(イテウォン)のナイトクラブを訪れた人だが、別の日に訪れた人がいたほか、ソウル以外の地方から訪れた人もいたことが分かった。このため、同政府は感染していないか、確認しなければならない人が6,000~7,000人に上るとみており、感染者が一挙に増大する可能性があると懸念されている。
韓国は、新型コロナの感染封じ込めに成功したと宣言し、様々な店舗・施設の営業再開へ舵を切っていたが、この動向次第で外出制限の措置が出されることも予想される。
緊急事態宣言 感染者の減少続く県は前倒しで解除を検討
「ゴルゴ13」連載50年超で初の休載へ 作画スタッフの安全を考慮
さいとう・たかおさんの人気劇画作品「ゴルゴ13」が、50年以上にわたる雑誌連載で初めて、新作の掲載が見合わせられることになった。小学館の漫画雑誌「ビッグコミック」5月25日発売の次号から当面、新作の掲載を見合わせ、過去の作品を掲載する。新作の掲載再開の時期は現時点では未定。
これは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で制作を続けることが難しくなったため。ゴルゴ13は、10名を超えるスタッフによる分業体制で制作。その業務は”3密”すべてにあてはまる。こうした作画過程を継続することには限界があると判断した。
ゴルゴ13は、ビッグコミックで昭和43年から連載が続いている、世界をまたに命を懸けた寡黙な凄腕のスナイパー、デューク東郷を主人公にした劇画作品で、幅広い世代に支持されている。
在宅勤務「定着する」8割強、新型コロナ機に意識が変化
ビッグローブが新型コロナウイルス感染症の影響で、在宅勤務する20~60代の男女1,000人を対象に実施した「在宅勤務に関する意識調査」によると、日本で今後8割強が在宅勤務などリモートワークスが定着する可能性があると回答した。
「あなたは新型コロナウイルスの流行を機に日本企業に在宅勤務などのリモートワークスが定着すると思いますか」との問いに、「定着すると思う」が19.1%、「一部では定着すると思う」が64.8%、「ほとんど定着しないと思う」が12.7%、「定着しないと思う」が3.4%だった。すなわち83.9%が日本で在宅勤務などのリモートワークスが定着する可能性があるとみているわけ。
「あなたは今後も在宅勤務などリモートワークスをしたいと思いますか」との質問には、「通常時も在宅勤務などのリモートワークをしたい(する機会を増やしたい)」が53.0%と最も多く、以下「今回のような非常時には在宅勤務などのリモートワークをしたい」(42.4%)、「今後、在宅勤務などのリモートワークをしたいと思わない」(4.6%)が続いた。