新型肺炎 WHOが世界的な危険性「非常に高い」に引き上げ 2020-03-01アジア-社会care WHO(世界保健機関)は2月28日、世界中で感染の拡大が広がる新型コロナウイルスについて、世界的な危険性の評価をこれまでの「高い」から「非常に高い」に引き上げ、各国に一層の対策を強く求めた。 WHOの危険性の評価は「低い」から「非常に高い」の4段階に分かれていて、「非常に高い」は最も危険だとする評価。
中国の自動車販売店の総合営業再開率は前年同期のわずか14.8% 2020-02-29アジア-社会care 中国の自動車ディーラーの業界団体、中国汽車流通協会の2月24日現在のまとめによると、自動車販売店の総合的な営業再開率は前年同期のわずか14.8%にとどまっていることが分かった。これは同協会のメンバー企業74社が北京市や上海市など約20の省・自治区・直轄市で展開している販売店(4,702カ所)の営業再開状況をまとめたもの。 これによると、過半数の従業員が出勤している販売店の割合は全体の37.2%、自動車販売台数は前年同期の8.0%、メンテナンスなどのアフターサービスの売上高も10.5%にとどまっている。そして、これらの指標を加重平均した総合的な営業再開率は前年同期のわずか14.8%となった。
全国の小中高校に臨時休校要請へ 3/2~春休みまで 首相が表明 2020-02-29アジア-社会care 安倍晋三首相は2月27日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、3月2日から全国すべての小学校・中学校・高校・特別支援学校に春休みに入るまで臨時休校とするよう要請する考えを表明した。これを受け文部科学省は今後、全国の関係機関に要請することにしている。ただ、今回の要請には保育所や幼稚園、学童保育は含まれていない。
北海道で全国初の一斉休校始まる1,600校・37万人 2020-02-28アジア-社会care 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、北海道内の小・中学校が2月27日(一部は28日)から一斉休校に入った。3月4日にかけて1週間程度の予定。対象は北海道全域の公立・私立の小・中学校や特別支援学校など1,600校余りで、生徒・児童の数は計37万人に上る。感染者の出ていない市町村も含め。都道府県単位で一斉に休校するのは初めて
新型コロナウイルス感染者 国内18都道府県で157人を確認 2020-02-27アジア-社会care 厚生労働省および各自治体のまとめによると、新型コロナウイルスの日本国内の感染者は2月26日午前0時現在、18都道府県で157人が確認された。この中には流行している中国との接点が見えない感染者も増えており、自治体などは追跡調査に追われている。 都道府県別の主な感染者数は東京都32人、北海道35人、愛知県20人、神奈川県14人、和歌山県13人、千葉県12人、熊本県5人、石川県4人、沖縄県3人、京都府・福岡県各2人など。
韓国の新型コロナウイルス感染者1,146人、死者11人に 2020-02-27アジア-社会care 韓国政府は2月26日、新型コロナウイルスの感染者が累計で1,146人に上り、1,000人を突破したと発表した。また、死者は計11人となった。感染者が急増しているのは大邱(テグ)と慶尚北道地域。
マレーシアのマハティール首相が辞任 与党内連合対立で 2020-02-26アジア-社会care マレーシアの首相府は2月24日、マハティール首相(94)がアブドラ国王に辞表を提出したと発表した。同国では与党連合内の内部対立が深刻化しており、この混乱の責任を取るとともに事態の収拾を図る。通算で24年間首相を務めてきたマハティール氏の突然の辞任表明で、同国内政治の一層の流動化は避けられない。
中国の新型肺炎の死者2,592人、感染者7万7,150人 2020-02-26アジア-社会care 中国国家衛生健康委員会は2月24日、中国本土の新型コロナウイルスによる肺炎の死者が累計で2,592人に達したと発表した。また、累計の感染者数は7万7,150人となった。
中国 3/5の全人代延期決定 開催時期は未定 新型肺炎感染拡大で 2020-02-26アジア-社会care 中国国営中央テレビ(CCTV)の報道によると、第13期全国人民代表大会(全人代)常務委員会は2月24日、3月5日に開催予定だった全人代を新型コロナウイルスの感染拡大により、延期することを正式に決めた。開催時期は未定で、今後常務委員会が決定するとしている。猛威を振るう新型肺炎は政治日程にも影響を及ぼし、同国の最も重要な政治日程の一つ、全人代の開催延期という異例の措置に追い込まれた。
世界の記憶「白樺日誌」の保存状態を調査 京都府舞鶴市 2020-02-23アジア-社会, 歴史くらぶcare 京都府舞鶴市の舞鶴引揚記念館で2月20日、ユネスコの「世界の記憶」遺産として登録されている「白樺日誌」の保存状態を確認するための調査が始まった。白樺日誌は戦後、ロシア・シベリアに抑留された舞鶴市出身の男性が、現地の白樺の皮を紙の代わりにして、ふるさとへの思いを綴ったもので、5年前に「世界の記憶」に登録された。 文化財の保存に詳しい研究員らはマイクロスコープや赤外線カメラなどを使って、白樺の樹皮36枚が劣化していないかや、書かれた文字の色合いに変化が出ていないかなどを調べ、記録していた。調査は20、21の両日行われ、これを踏まえ白樺日誌の適切な保存方法を検討することにしている。